Cerevo、1/8スケールの『タチコマ』をニコニコ超会議で披露。クラウド経由で学習内容の並列化機能も搭載予定?

写真拡大

2016年4月29〜30日にかけて開催していたニコニコ超会議 2016より。

会場内に設置された『ドワンゴ超自由研究ステージ』で実施されたトークセッション『超IoT発明研究会』において、パネラーとして登壇したCerevoの岩佐琢磨代表取締役が、攻殻機動隊に登場する多脚戦車タチコマの1/8スケール可動モデルを披露しました。

【ギャラリー】Cerevoのタチコマ・プロトタイプ(完成度20%) (6枚)


タチコマは、アニメーション作品『攻殻機動隊 Stand Alone Complex』などに登場する架空の兵器、多脚戦車。作中では主人公の草薙素子が所属する公安9課のメンバーが搭乗するほか、AIを搭載し、自律的に行動可能であることから、思考戦車とも呼ばれます。玉川紗己子さんが演じる愛嬌のある声や、ちょこちょことした仕草、ストーリー上の活躍も相まって、高い人気のあるキャラクターです。

超会議の会場内で展示されていたkarakuri products と海内工業が共同開発している1/2スケールモデルのタチコマ

今回、岩佐氏が披露したタチコマは、Cerevoが推進するプロジェクト『S2R』(From screen to the real world)として世に出す製品の第2弾。同社が2016年2月に発表したプロジェクトであり、可動するモデルとしては今回初めて披露されたものです。

ちなみにS2Rの第1弾は、アニメ作品『PSYCHO-PASS サイコパス』に登場する特殊拳銃・ドミネーター。

『S2R』第1弾製品のドミネーター。8〜9万円と高価ながら大量のバックオーダーを抱え、生産が追いつかないほどの好評を得ているとか

Cerevoのタチコマは現時点で完成度20%のプロトタイプということで、未着色ながらスマートフォンアプリと連動して動く段階まできており、岩佐氏の音声を認識して歩行や回転といった動きも披露しました。

作中の動きを再現するべく、全ての関節を可動させ、歩行も可能。製品版ではカメラも装備する予定です。


岩佐氏は「タチコマを買った100人の人達が教えこんだものを並列化し、全てのタチコマが知識を共有できたら面白いのでは」との発想から、可能であればクラウドを利用した"並列化"機能も搭載したいとの意向も示していました。

発売時期としては2016年の年末商戦頃を目標としています。気になる価格について、岩佐氏によれば「20万円は絶対に超えない」とのこと。

少年のような目でタチコマを見つめるさくらインターネット株式会社の田中邦裕代表取締役