上杉謙信の軍勢退けた「御陣乗太鼓」  台湾の温泉地で実演

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(台北 30日 中央社)台北市北投の温泉旅館「日勝生加賀屋」で29日から、石川県の無形文化財「御陣乗太鼓」(輪島市名舟町)の実演が行われている。御陣乗太鼓は、戦国武将・上杉謙信の軍勢が名舟に攻め入った際、現地の農民が木の皮で仮面を、海草で髪を作り、太鼓を打ち鳴らして撃退したのが由来で、地元の風習へと形を変えて今日まで伝えられている。

実演は、日勝生加賀屋を経営する石川県の老舗旅館「加賀屋」の創業110周年などを祝うために行われているもので、台湾での実演は6年ぶり2度目。保存会の北岡周治事務局長によると、演者が使う仮面は全て250年以上の歴史があるという。

御陣乗太鼓の実演は5月1日まで行われる。

(陳葦庭/編集:杉野浩司)