両岸(台湾と中国大陸)の平和をうたう記念碑の除幕式に参加する馬英九総統(左3)ら=金門で4月29日撮影

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(金門 30日 中央社)沖ノ鳥礁(日本名:沖ノ鳥島)周辺海域で台湾漁船が日本の海上保安庁に拿捕(だほ)されたことについて、馬英九総統は29日、国際社会における日本のイメージに悪影響を及ぼす行為だと指摘し、この問題について「日本はこれ以上意地を張るべきではない」と語った。

馬総統は、島の定義などを定める国連海洋法条約第121条を根拠に、沖ノ鳥は「岩」で、排他的経済水域(EEZ)は設定できないと主張。公海上での漁船拿捕は、台湾だけでなく全ての国・地域の権利を侵しており、国際社会からけん責されると述べ、改めて日本を批判した。

さらに、もし沖ノ鳥礁をめぐる争いを日本との協議によって解決できないのであれば、国際社会に仲裁を求める可能性もあると強調。3坪にも満たない、人の住めない「岩」にEEZがあるか、国際社会に判断してもらうべきだと語った。

(黄慧敏/編集:杉野浩司)