多くの中国人は日本に対する理解が限定的であるため、実際に訪日して驚くことが多いようだ。中国メディアの今日頭条はこのほど、「真実の日本の姿に震撼した」と題して、実際の日本はどういう国なのかを中国の読者に向けて紹介する記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

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 多くの中国人は日本に対する理解が限定的であるため、実際に訪日して驚くことが多いようだ。中国メディアの今日頭条はこのほど、「真実の日本の姿に震撼した」と題して、実際の日本はどういう国なのかを中国の読者に向けて紹介する記事を掲載した。

 記事は、来日して数年になるという中国人女性から見た「真実の日本」を複数の分野から紹介。1つ目の分野は「人間関係」だ。家族や親せき、同僚、さらには夫婦関係まで、中国と比べると日本人の人間関係は希薄に感じられるというが、その主な理由を「仕事を第一にしているから」だと分析している。

 一方で日本人は私的な関係が希薄なのに公徳心が高く、この点で中国とは真逆だと指摘している。日本人が中国人に比べて人間関係が希薄だというのは事実だろう。中国人の「身内と認めた人間同士」による付き合いは非常に濃く、どのような関係であっても一定の距離を保つ日本人の付き合い方とは異なる。

 2つ目の分野は「公共サービス」だ。どんな小さな町にも図書館があり、最新の本が取り揃えてある日本は、人口が何十万人もいる都市に1つしか図書館のない中国とは大違いだ、とため息交じりに紹介している。一部調査によれば、中国人の年間の読書量は2011年時点で平均4.35冊にとどまっている。図書館がないから本を読まないのか、本を読まないから図書館が必要ないのかは不明だが、中国では公共サービスが日本ほど充実していないのも事実と言える。

 また記事は「医療」の分野でも日本と中国は大きな違いがあると指摘している。中国ではちょっとした病気でもすぐに点滴を打ち、抗生物質を乱用する傾向がみられるが、これらは「金儲け」の手段になっているのが現状だ。日本で医薬分業がはっきりしているのは医者の「頭脳労働」に対する正当な対価が支払われているからためであると分析している。

 こうした中国との違いについて筆者は、必ずしも民度の違いとは言えず、社会発展とともに中国も改善されていくはずだと主張した。実際、日本も発展とともに変化してきたのは事実だ。中国の社会発展と国民の生活向上のためにも、多くの中国人が日本や他国を実際に訪問して真実の姿を知ることが重要なことと言えるだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)