モーターファンファンフェスタの会場では、様々な体験型コンテンツが催されていました。スバルからは、お馴染みの「スバル ぶつからないクルマ?体験コーナー」が設置されていました。

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クリッカー読者の皆様には、もはや説明の必要もないかもしれませんが、アイサイトのぶつからない技術とはどういったものなのか?簡単に機能の説明をしましょう。

動画を見るにはこちら

●プリクラッシュブレーキ【ぶつからない技術】

クルマや歩行者等への衝突の可能性が高いとアイサイトが判断した場合、警告音と警告表示によって運転者の注意を喚起。回避操作が行われない場合、対象との相対速度が50km/h(Ver.2は30km/h) 以内であれば自動ブレーキを作動させて衝突の回避、被害の軽減を行います。また、運転者がブレーキを操作した際はブレーキアシストが作動しドライバーのブレーキ操作をアシストします。

このほかにも、全車速追従機能付きクルーズコントロール【ついていく技術】、アクティブレーンキープ【はみださない技術】、AT誤発進抑制制御/AT誤後進抑制制御【とびださない技術】、先行車発進やふらつき、車線逸脱などを警報と表示でドライバーに警告する【注意してくれる技術】などがアイサイトの主な機能となっています。

このアイサイトの機能の中でも、プリクラッシュブレーキ機能は交通事故の被害軽減に役立つ機能として、非装着車比で約6割の事故率の低減となっていることもメーカーのデータとして公表されています。

しかし、このアイサイトにも弱点があります。カメラを使用しているため、対象物の認識精度は高いものの、逆光や視界不良といった人間の目でも苦手とする環境は、対象物の認識がしずらい、またはできない場合があります。

この場合には、自動的にシステムがオフとなり、ディスプレイにアイサイトの作動が停止していることをドライバーに知らせます。

しかし、アイサイトVer2からVer3へ進化しカメラのカラー化や視野角の拡大などにより、逆光でもロストすることが減り、西日の強い時間帯でも機能が停止することは少なくなりました。

とはいえ、濃霧や豪雨などでは物理的に前方が見えないためにシステムが停止することがあります。

モーターファンフェスタの天候は途中濃霧に包まれ、体験イベントは中止かと思いきや、なんと長蛇の列!2台のレヴォーグがお客さんを乗せ、イベントを続行していました。

その霧の濃さは、実際の運転環境であれば、運転を躊躇してしまうほどの濃霧となっていました。

そんななかでもプリクラシュブレーキはしっかり作動。アイサイトの認識精度の高さに驚かされるばかりでした。

アイサイトはあくまで運転支援システムであり、アイサイトだけに頼った走行はくれぐれもしないようにしていただくのが大前提です。しかし、万が一に備えるための装置としては、世界トップレベルの性能であることを改めて実感しました。

日常的にアイサイトを使用している筆者としては、ぜひ多くの人に体験してそのシステムを理解してほしいと思います。

まだアイサイトを体験したことのない人は、こうしたイベントやディーラーなどで体験することを強くおススメします。

(井元貴幸)

アイサイトの視力はかなりいい!? 濃霧でもキッチリ作動!【モーターファンフェスタ2016】(http://clicccar.com/2016/04/30/369465/)