28日、中国の全国人民代表大会(全人代)常務委員会は、外国の非政府組織の管理・規制を強化する「境外非政府組織境内活動管理法」を成立させた。写真は北京。

写真拡大

2016年4月28日、中国の全国人民代表大会(全人代)常務委員会は、外国の非政府組織(NGO)の管理・規制を強化する「境外非政府組織境内活動管理法」を成立させた。29日付で京華時報が伝えた。

来年1月に施行される同管理法は海外NGOを公安当局の管理下に置くとするもので、公安は登記受け付けや年度検査、違法行為が疑われた場合の調査などを行う。

法案成立に関する記者会見に出席した法制工作委員会の張勇(ジャン・ヨン)副主任は「海外NGOの活動に対する政策引き締めを意味するものではないか」との質問に対し、「そのような懸念はまったく必要ない」と回答。「中国はかねてより海外NGOの国内での交流、協力活動に積極的、開放的、歓迎の態度を取ってきた」と述べた上で「ごく少数だが中国の安全を脅かすような動きも見られる」と指摘、法整備は法治社会をつくり上げる上で必要との認識を示した。(翻訳・編集/野谷)