28日、台湾で民間企業建立の銅像に批判が殺到している。

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2016年4月28日、香港紙サウスチャイナ・モーニング・ポストは記事「温家宝は“台湾英雄”?基隆市の銅像に異論、移転へ」を掲載した。

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27日、台湾・基隆市の擁恒文創園区で、温家宝(ウェン・ジアバオ)前中国首相の銅像の除幕式が行われた。「台湾英雄」という題字が付けられている。銅像を制作した九井広告社の林坤明総経理は「中国人の台湾旅行を開放し、中台の交流を促進。台湾人のために多くの雇用を生み出した」と理由を説明している。

しかし台湾政界からは「いかに台湾が自由社会といえど、温家宝前首相を“台湾英雄”呼ばわりすることについては問題があるのでは」との異論が寄せられた。激しい批判にさらされた林総経理は除幕の翌日には銅像移転を発表している。移転先については明らかにされていない。(翻訳・編集/増田聡太郎)