美容ページでよく見かける“基礎代謝を上げましょう”という文字。なんとなく体にいいということはわかりますが、実際のところ「毎日基礎代謝を気にしながら生活している」という方は、少ないのではないでしょうか。

今回は、美容ライターとして活動する筆者が“日常生活でも取り入れやすく、美肌にもなれる方法”を、5つご紹介します。

■そもそも基礎代謝って?

生きていくうえで体を正常に動かすために消費される、最低限のエネルギー(カロリー)のことをいいます。また、1日何もせず動かなくても消費されるエネルギー量を「基礎代謝量」といい、通常は10代をピークとし、加齢とともに低下していきます。

何もしなければ低下する一方の基礎代謝。日常生活では、どのように上げればいいのでしょうか。

■習慣1:発酵食品を食べる

発酵食品には乳酸菌、納豆菌、ビフィズス菌など、腸に良い善玉菌を多く含みます。腸の中に善玉菌を増やすことで腸の働きが活発になり、基礎代謝(エネルギー)をたくさん必要とするため、代謝は必然的に上がっていきます。

発酵食品の中でも、特に納豆とキムチがおすすめ。納豆には腸にいい納豆菌と、肌にいいイソフラボンが豊富に含まれます。キムチには乳酸菌が含まれるほか、唐辛子の中に含まれるβ-カロテンは、体内でビタミンAに変換されます。ビタミンAは皮膚細胞を正常化し、肌にいいとされているため、おすすめです。

■習慣2:朝ベッドの中で!3分深呼吸

毎日深呼吸を行いましょう。ポイントは鼻で息を吸い、口で吐くことです。肺ではなく、お腹が膨らむことを意識してください。お腹を意識する、いわゆる腹式呼吸は、横隔膜や内臓を刺激するため、便秘解消や血行促進にも効果があります。横になっている方が腹式呼吸を行いやすいです。内臓が目覚め始める朝、ベッドの中で3分ほど行いましょう。

血液のめぐりを良くし、デトックス効果がある深呼吸は代謝UPと美肌につながる簡単な方法なので、とてもおすすめです。

■習慣3:タンパク質を摂取する

体を動かすのに必要な筋肉を保つことも、基礎代謝のためには必要です。ダイエットなどで野菜中心の生活や、肉抜き生活をしていると、質のいい筋肉を作ることができず、基礎代謝量も自然と減っていってしまいます。

さらに、タンパク質は皮膚を形成する素であるため、不足すると肌の老化が進み、くすみやシミを作る原因に。意識的にタンパク質を摂取し、質のいい筋肉と美肌作りを心がけましょう。

■習慣4:忙しくても湯船につかる

疲れた日はシャワーでパッと済まし、ゆっくり湯船につかるのは休日だけという方も多いのではないでしょうか。

過去記事「体温1度アップで免疫力は5倍!“ツライ冷え”の正しい温め方」にもあるように、体温を1度上げると基礎代謝は13%上昇します。忙しい日にもなるべく湯船に浸かり、体温を上げましょう。

また、38度から40度ほどのぬるま湯にゆっくり浸かり汗をしっかりかくことで、毒素が流れ出し、肌も綺麗になります。気温が上がり湯船につかりにくい夏も、半身浴など方法を変え、毎日湯船に浸かりましょう。

■習慣5:水分補給をする

一日の水分必要量は約2.5リットルと言われています。2.5リットルのうち、約1リットルを食品から摂取し、残りの1.5リットルを水分として摂取することが理想です。

なぜ水分補給が代謝につながるのでしょうか。それは、水分を摂ると一時的に体温が下がります。再び体温を元に戻そうと体はエネルギーを消費します。その働きにより、エネルギーを使おうと基礎代謝が上がっていくということです。

また、水分をたくさん摂取することでおこる利尿作用により、内臓や血中にある毒素をしっかり排出します。体にある毒素がしっかり排出されると体の機能が活発になるため、代謝がよくなり、肌のくすみ改善にもつながります。

他にも運動やストレッチなど、体を動かし代謝を上げる方法もありますが、まずは日常生活で取り入れやすい上記の5つから始めてみてくださいね。