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・「社長夫人の奥さまがいたのですが、ヒガミもあってか、ママたちからあまりよく思われておらず、『働いていないから時間があり余ってるでしょ』などのひどい言葉を集中攻撃で言われ、役員を押し付けられていました。しかし、その奥さまは、口出しできないほど完璧に役員の仕事を務めあげ、結果頼りにされる存在に。逆に暴言を言ったママ達は、まわりから孤立するはめになってしまいました」
決定後ももめる
しぶしぶPTA役員になったけど、「やりたくないものはやらない」「できないものはできない」を貫いたケースがこちら! 迷惑度がもっとも高いパターンです。

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・「事前アンケートに『やる人がいなければやる』と記入して懇談会を欠席し、そのまま委員に決まってしまったママ。けれど、いざ活動が始まっても一回も会合に来ず、同じ班の人が大迷惑でした。活動できないなら、正直に『できない』って書いてほしいです」

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・「なかなか決まらないことに痺れを切らしたあるママが『タバコが吸いたいから、私なるわ』と言ってくれたのですが、安直に引き受けたためか、その後いっさい活動をせず、結局、途中できちんとしたママに交代することになりました」

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・「PTA役員の初会合の自己紹介で、『私、働いているので何もできません。それでもいいって担任の先生が言うから引き受けました』とのたまう母が。『先生がいいって言ったから私はやりません』って、あなた本当に社会人? みんなシーンでした」

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時間はとられるし、お金にもならないし、やっていることは前時代的なPTAなど、無くてもいいのでは?という、そんな議論も出がちですが、それでも渋々やった人からは「大変な日々でしたが、かけがえのない友人ができました」などの意見も。嫌々か、前向きに取り組むかで、自分にとっての収穫が違ってきたりもするようですね。

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文/和田玲子

※既婚女性100人を対象に暮らしニスタ編集部が行ったアンケート調査より

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