地震頻発の台湾東部  “地震魚”2匹が漁網の中に

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(台東 29日 中央社)27日夜から地震が頻発している東部で28日午後、地震魚と呼ばれる「リュウグウノツカイ」2匹が定置網の中に入っているのが確認された。漁師からは地震との関連性を疑う声が上がっている。

2匹のリュウグウノツカイが捕獲されたのは、台東県太麻里郷の沿岸付近。定置網漁師の李忠政さんによると、網を引き揚げようとした際、漁獲量が少ないのを不思議に思ったという。通常迷い込むこともあるサメなどかと思えば、現れたのはリュウグウノツカイだった。

2匹はほぼ同じ大きさで、体長4メートル40センチ、重量45キロ。3、4人がかりでやっと持ち上げることができた。李さんは、これほど大きなリュウグウノツカイを捕まえたのは30年近くの漁師歴で初めてだと驚きの表情を浮かべる。

李さんは10年以上前にもリュウグウノツカイを一度に2匹捕らえたことがあるが、そのうち1匹は死んでいて、今回ほど大きくはなかった。李さんは、2匹が同時に陸に上がったのは、地震の影響なのではないかと語った。

東部では27日午後11時から28日までに32回の地震が発生。最大震度5を4回観測した。リュウグウノツカイは一般的に水深200〜1000メートルに生息するが、東部ではこれまでにも地震前後にリュウグウノツカイが沿岸や海岸に度々出現していた。

(盧太城/編集:名切千絵)