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GCCチームは4月27日(米国時間)、「Jakub Jelinek - GCC 6.1 Released」において、GCCの最新バージョンとなる「GCC 6.1」の公開を伝えた。「GCC 6.1」は1年間にわたる開発の成果物で、これまでのバージョンには含まれていない新機能を多く搭載したメジャーリリースバージョンと位置づけられている。

「GCC 6.1」ではこれまでC++フロントエンドのデフォルトだったC++98の替わりにC++14がデフォルトになっている。このため、以前ビルドできていたC++ソースコードをこの新しいGCC 6.1でビルドする場合は明示的に古いフロントエンドでビルドすることを指定する必要がある。以前のフロントエンドを使用するのではなく、C++ソースコードをC++14準拠に書き換えることでGCC 6.1でビルドできるようにする場合は「Porting to GCC 6」などのドキュメントを参考にするようにと説明がある。また、C++17のサポートへ向けた機能も拡張されている。

そのほか分析診断機能の強化、ミススペル推測機能の改善、より適切な修正方法の提案、より適切なワーニングメッセージの追加なども実現されている。OpenACC 2.0a仕様のサポートが向上しているほか、OpenMP 4.5がフルサポートされたバージョンにもなっている。

(後藤大地)