現行のM3セダン、M4クーペには憧れるけれど、1100万円級の価格、全長4685×1875×1430mmというボディサイズが大きすぎる、いつか中古で乗れれば……といった思いを抱く方が多い、BMW Mモデルの中でも特別なモデルではないでしょうか。

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1985年生まれの初代M3(E30)、2代目M3(E36)はもちろん、3代目のE46までは全長4.5m、全幅1.8m以下に収まっていましたから日本でもコンパクトといえるサイズでした。

「M3はこんなサイズだった!」と既視感を抱かせそうなM2の登場は、現行M3セダン、M4クーペは価格面やサイズ面で敬遠していた向きも振り向かせそうなイメージがあります。

M 235i クーペでは飽き足らない層でも突き刺さりそうな「真性」M2クーペは、770万円という値付けで今年1月からオーダーが可能になっていますが、納車遅し! と待ちきれない方もいるでしょう。

BMW M社の手によるBMW M2クーペは、1985年に登場した初代BMW M3、1973年に誕生しそのスポーティで美しいデザインと卓越した運動性能により名を馳せた「BMW 2002ターボ」の伝統を引き継ぐ、最もコンパクトなBMW Mモデルという位置づけです。

新型BMW M2クーペには、短めの全長のコンパクトボディ(全長4475×全幅1855×全高1410mm)に、自然吸気エンジンのようなスムーズな吹けあがりと、BMW自慢のターボ技術による圧倒的なパワーを併せ持つ新開発の直列6気筒Mツインパワーターボエンジンを搭載。

組み合わされるトランスミッションは、7速Mダブルクラッチトランスミッションの「M DCT Drivelogic」。

ほかにも、優れた剛性とバネ下重量の軽量化を実現した専用サスペンション・システム、あらゆる走行状況下で最大限のトラクションを確保するアクティブMディファレンシャルなど、サーキット走行を見据えた技術がつぎ込まれています。

今年のゴールデンウィーク真っ最中の5月3日、4日に富士スピードウェイで開催される「スーパーGT」第2戦でBMW M2クーペが日本初公開されるそうです。

5月3日の予選レース前(14時15分頃出走)、および5月4日の決勝レース前(12時40分頃出走)に、デモンストレーション・ランが行われ、新型BMW M2クーペが富士スピードウェイのサーキットを駆け抜けます。

さらに、デモンストレーション・ランに出走するBMW M2クーペは、サーキット内のレストランORIZURU前にて、両日一般来場者向けに特別展示されます(上記のデモンストレーション・ランの時間帯は除く)。

(塚田勝弘)

BMW M2クーペ、スーパーGT 第2戦・富士スピードウェイで日本初公開(http://clicccar.com/2016/04/29/369171/)