26日、韓国紙・朝鮮日報は「韓国は中国のスモッグ対策を見習うべきだ」と指摘した。写真は吉林省。

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2016年4月26日、韓国紙・朝鮮日報は「韓国は中国のスモッグ対策を見習うべきだ」と指摘した。

中国・参考消息網が27日付で伝えた。以下はその概要。

中国は1990年代から導入した「社会主義市場経済体制」の下、目覚ましい経済成長を遂げた。だが同時に、大気汚染も深刻化している。毎年の黄砂に加え、1億7200万台の自動車や無数の工場、火力発電所から排出される粉じん、窒素化合物を含むガスなどが人々の健康を脅かしている。

米バークレー大学の専門グループの調査によると、中国では2015年だけで160万人が大気汚染が原因で亡くなったとされる。同グループは首都・北京市の空気を「殺人エア」と評している。

隣国の韓国でも被害が発生している。高濃度のスモッグに悩まされるようになり、その原因は中国にあるとの声が高まっている。

韓国が中国に対して汚染物質を減らすよう求めるのは当然だ。だが韓国政府にそのように言う資格があるのだろうか。韓国の環境当局の予測によると、韓国で発生しているスモッグの50〜70%は中国から飛来したものではなく、国内で発生したものとされている。

中国では主要都市の多くで自動車のナンバープレートによる通行規制が行われるなどの努力が払われている。だが韓国では同様の施策が具体的な行動に至っていない。大気汚染対策の分野では韓国よりも中国のほうがより尽力している。韓国は中国を見習うべきだ。(翻訳・編集/岡田)