27日、中国広東省の国家安全当局は最近摘発したスパイ事件について、大学生を含む若者の関与が増えていると指摘した。資料写真。

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2016年4月27日、中国新聞網によると、中国広東省の国家安全当局はこの日、最近摘発したスパイ事件について、大学生を含む若者の関与が増えていると指摘した。

インターネットの急速な普及を受け、中国のネットユーザー数はいまや世界一の規模となっている。当局は海外の情報機関がインターネットを使って若者らに接触を図っていると指摘。「軍事マニアやヘッドハンター、美女を装い、SNSや求職情報サイトなどで活発な活動を行っている」と説明した。

同省では2015年1月、広州市でアルバイトをしていた20代女がネットで求職活動をする中で海外の情報機関にスパイ活動を持ちかけられるという事件が発生した。女は同じく同市でアルバイトをしていた男と共に港湾に停泊中の船舶の写真を依頼先に提供。その見返りとして5000元(約8万6000円)余りを受け取っていた。2人はすでに検察により起訴されている。

このほか、2014年には1988年生まれの男が軍用飛行場に関する情報を、造船会社で働く1995年生まれの男が内部資料を海外に流出させ、それぞれ懲役10年6カ月、懲役3年および政治権利1年間剥奪が言い渡されている。(翻訳・編集/野谷)