ライトダウンした店内でコーヒーを味わう、非日常的な時間を過ごせる

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京都市とスターバックス コーヒー ジャパンは、市民参加型ワークショップから生まれた「京都らしいエコなライフスタイル」を楽しく実践するエコアクションを、4月29日(祝)から京都市内のスターバックス店舗で開始する。

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楽しくエコなライフスタイルを世界に発信しようと、2015年11月にスタートした「YES, WE DO KYOTO!」プロジェクト。「京都らしさ」「エコ」「ライフスタイル」をテーマに、京都市在住または在勤、在学のメンバーがワークショップで検討を重ね、バラエティ豊かな5つのエコアクションが誕生した。

4月29日(祝)は、これらの中から2種類を実施。1つ目は、風呂敷を使ったスリーブ(熱いドリンクを提供する際に手に触れる部分をカバーするもの)作りを通じ、再生紙製スリーブの利用量軽減を目指すエコアクションだ。こちらは事前予約制で今回はすでに満席となっているが、2つ目のエコアクション「“Nothing”is“Charming”−「ない」ことを楽しむ!社会実験イベント−」は、予約不要で当日参加できる。

同イベントは対象店舗で一定の時間、明かりを落として営業するというもの。非日常的な空間で、コーヒーを楽しむことができる。当たり前にある“あるもの”を、ある日決められた時間だけ無くすことで、ライフスタイルそのものを考え直す機会を生み出す。

なお、同プロジェクトで生まれたその他のエコアクションも、ユニークなものばかり。外来種植物を採取し、生け花にするワークショップや、健康的でエコな“小旅行”を体験できるランイベントなどが、実施に向けて検討されている。

ライトダウンした店内でコーヒーを味わうひと時は、いつもとは違う感覚を私たちに与えてくれるはず。対象店舗が近くにある人は、気軽に足を運んでみてはいかがだろうか。【関西ウォーカー】