脳の20%が委縮する!? 「夫婦喧嘩」が子どもに与える悪影響6つとケア方法

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子育て中の夫婦は、子どもの教育方針や育児について話す機会が多いことでしょう。そして、ちょっとした意見の食い違いから、夫婦喧嘩に発展してしまうこともあるかもしれません。

オリックス生命保険のアンケート結果でも、夫婦喧嘩の話題について“育児・子どもの教育”と答えた人は30.5%にも及びました。

一度、口論になってしまうとすぐに冷静にはなれないものです。ダメだと思っていても、ついつい子どもが目の前にいるのに、喧嘩してしまうこともあるかもしれません。でもそのことが子どもにどんな影響を与えているのか、考えたことはありますか?

そこで今回は、夫婦問題・離婚カウンセラーの宇野夏騎さんに“夫婦喧嘩が子どもに与える影響と対策”についてお聞きしました。

 

■1:子どもの恋愛感に悪影響を及ぼすことも

大人が思っている以上に子どもの心は繊細なものです。夫婦喧嘩を見てしまった子どもは心に大きな傷を負ってしまう可能性もあるのだそうです。特に幼児期の子どもへの影響は強く、成長期まで深刻な症状が出てくることも……。

宇野さんによると以下のような影響があるそうです。

(1)人前で周りの反応を気にしてしまうため、人見知りになる。トラウマになり人前で話ができなくなる

(2)自己否定しがち。影響が大きい場合には自殺願望を持つこともある

(3)PTSDの症状が出る(強い精神的衝撃の結果、心に傷を負い障害が出てしまう。その結果、ヒステリックな性格になることや、ひきこもり、パニック症候群から登校拒否になることも)

(4)情緒不安定から不眠や食欲不振になり、過食症や拒食症への発展する可能性もある

(5)異性への不信感から恋愛への恐怖心を感じてしまうこともある

(6)暴力に対しての正当性を主張する結果、乱暴な大人へ成長してしまう可能性もある

 

■2:子どもの脳にも影響

さらに、幼少期の子どもが夫婦喧嘩を目の当たりにすると“脳の20%が委縮する”という専門家の意見もあるそうです。

まだ言葉や表現を理解できない子どもだからといって油断してはいけません。敏感に両親の表情を読み取り、不安になったり、自分が原因で不仲になっているのではないかと自分を責めてしまうこともあるのだそうです。

 

■3:夫婦喧嘩をしてしまった後の子どもへのケア

子どもの表情を見て夫婦ともに冷静になることができたら、子どもには「止めてくれてありがとう。あなたが悪いんじゃないよ。安心してね」と声を掛けて抱きしめてあげることが大切だそうです。夫婦仲が良くコミュニケーションが取れていれば、子どもも安心するのですね。

育児や教育方針に熱心になることは仕方がないことです。たまにはお互いの意見が合わないこともあるでしょう。

しかし、どんな場合でも“子どもが見ていないか”“子どもがどう思うか”を意識することが大切になってくるそうです。

 

以上、“夫婦喧嘩が子どもに与える影響と対策”についてお伝えしましたが、いかがでしたか? 後々、子どもの成長や感情に大きな影響が出てくるかもしれないと思うと夫婦喧嘩もほどほどにしなくてはいけませんね。改めて、夫婦関係を見直してみましょう。

(ライター 高瀬真澄)

 

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【取材協力】

※ 宇野夏騎・・・心理学スクールにて公認心理カウンセラー資格を取得後、夫婦問題や離婚等のカウンセラーの資格も取得。現在、対面、電話、ネット等で、専門知識と心理手法を用いて様々な状況での悩みや不安を抱くクライアントに寄り添うカウンセラーとして活動中。カウンセリングからそれぞれのメンタルケアまでフォローする。自分自身を大切にする生き方を一緒に考えるライフステージ・カウンセラーでもある。

 

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【参考】

※ 夫婦関係と家計に関する実態調査 - オリックス生命保険

 

【画像】

※ Photographee.eu / Shutterstock