2016年4月26日、ゼネラルモーターズ・ジャパンはフルサイズ・プレステージセダン新型キャデラックCT6を発表し、2016年9月より発売を開始します。

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フラッグシップモデルとなる新型キャデラックCT6は、現在のキャデラックのモデルラインナップで空白となっているフルサイズ・プレージセダンに属するモデル。ライバルはメルセデス・ベンツSクラス、BMW7シリーズ、アウディA8です。

また、キャデラックはこのCT6の投入で、グローバル・プレスージ・ラグジュアリーセグメントに戻ってきたこと。そして再びラグジュアリーブランドとして成長を目指しています。

キャデラックCT6のボディサイズは全長5190mm×全幅1885mm×全高1495mm、ホイールベースは3110mmです。

シャシーには軽量なアルミニウムを62%使用したのをはじめ、高張力鋼板など13種類の素材を採用した最先端のマルチマテリアル技法を採用し、従来のスチール中心のシャシーに比べて99kgの軽量化に成功しています。

北米仕様の最軽量モデルでは、ライバルのBMW7シリーズやメルセデス・ベンツSクラスと比較すると約300kgも軽量となっています。


キャデラックCT6に搭載されるのは、3.6LV型6気筒DOHCエンジン。

このV6エンジンはGMのV6DOHCシリーズの第4世代にあたり、アクティブ・フューエル・マネジメントと呼ばれるシリンダー休止システムをはじめ、可変バルブタイミング機構、アイドリングストップ機構を装備することで、従来型に比べて9%燃費が向上しています。

直噴化されたV6エンジンの最高出力は250kW(340ps)、最大トルクは386Nmを発生します。トラスミッションは8速ATが組み合わされ、駆動方式はAWDとなります。

キャデラックはいつの時代も運転しやすさと快適性を追求し、オートマチックミッションやクルーズコントロールなど早くから採用していました。

安全装備もエマージェンシーブレーキシステムをはじめ、レーンキープアシスト、レーンディパーチャーウォーニング、全車速追従機能付のアダプティブクルーズコントロール、リア・カメラ・ミラーなど充実しています。

快適装備も34個のスピーカーを配置したBoseのオーディオシステムをはじめ、新設計となりスマホとの連携機能が充実したCUE(キャデラックユーザエクスペリエンス)。そして10インチモニターを装着したリアエンターテイメントシステムなどフラッグシップモデルに相応しい装備となっています。

キャデラックのラグジュアリーブランド復権を狙う新型キャデラックCT6。新車価格は998万円とライバル車と比べてバリュー感のある価格設定となっています。

軽量ボディそしてマグネティックライドコントロールを採用したサスペンションが生み出す高い走行性能は先行するライバルにどれだけ肉薄するのは楽しみですし、これまでのアメ車のイメージからは完全に脱却したといえるでしょう。

(萩原文博)

フラッグシップモデル、キャデラックCT6で欧州プレミアムブランドを追撃!(http://clicccar.com/2016/04/28/368956/)