27日、韓国の鉄道車両や関連施設の安全管理のいいかげんさが、韓国監査院による監査で明らかになった。写真は韓国高速鉄道。

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2016年4月27日、韓国・ニュース1などによると、韓国監査院による監査で、韓国の鉄道車両や関連施設の安全管理のいいかげんさが明らかになった。

監査院がこの日公開した監査結果によると、韓国鉄道公社(KORAIL)は、高速鉄道(KTX)の車輪やレールに問題が見つかっても適切な整備をしないまま運行を続けていた。監査院が14年1月から15年11月までに車輪に問題が生じた列車3027件について調べたところ、21.7%に当たる655件において速やかな整備が行われず、最大で53日間も運行されていた。問題が見つかってから整備までに8万7916キロを走行した車輪もあった。

また、一般列車の軌道を変更する分岐器の管理でも問題が指摘された。監査院が05〜14年に発生した一般列車の脱線46件について調べたところ、28件が分岐器の異常によるものだったことが判明した。さらに脱線が起こった区間の分岐器20カ所についてサンプル調査を行ったところ、8カ所で線路の間隔が基準値を超えているにもかかわらず最長1年間、補修が行われていなかったことが分かった。

これについて、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。

「まともな所がない」
「大きな問題が起こる前に知らせてくれたニュースに感謝して、早く直してくれ。本当に何一つちゃんと回らない韓国にイラつくばかりだ」
「心配するな。何かあった時は運転士が罪をかぶるシステムになっている」
「また大惨事が起こるまで待ってるのか?」

「KORAILの社長が望んでいるのはこれなのか?整備不良で国民の安全を脅かすこと?」
「下請けのシステムをなくさない限り、問題を予防することはできない」
「人が減らされて整備士も足りないんだから、整備なんて無理だよ。どうにかして人員を削減して金をもうけようとするやつばかりだ」

「KORAILには給料の高い人は多いけど現場の技術者はいない。近いうちに大ごとになりそうだ」
「効率ばかり追い求めて安全を後回しにする政府に何も期待できない」
「僕はこの原因を知っている。社長は天下りだから専門知識がなく、下の人間が何をやってるのか分かってないんだ」(翻訳・編集/吉金)