ぐっとやわらかい印象に変わる「大和言葉」のすすめ

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日本古来の言葉である「大和(やまと)言葉」に関心を持つ人が増えているのをご存知ですか?
なんだか難しそうと思うかもしれませんが、いたってシンプル。中国をはじめとする外国からの言葉が入ってくるよりずっと昔から、日本に存在していた言葉のことです。
「そもそも」「ひたむき」「おひや」など、私たちは日頃から無意識に、多くの大和言葉を使っています。
そんな、あまり意味を知られていないものを中心に、大和言葉の使用例や解説をわかりやすくまとめた一冊が、日本語教師の海野凪子さんによる著書『大和言葉つかいかた図鑑』(誠文堂新光社)です。

大和言葉で品と優しさを演出

言葉は使わないとどんどん忘れられていきます。私は「日本語の変化」は仕方がないと思っているのですが、美しく優しい「大和言葉」はなるべく残してもらいたいと思っています。(略) どんどん使ってみてはどうでしょうか
(『大和言葉つかいかた図鑑』191ページより引用)

改めて読んでみると、どれも身近に感じる大和言葉。日常生活はもちろんのこと、ビジネスシーンでも役に立ちそうです。
粗相がないようにと、つい堅くなってしまいがちなビジネスメールも、大和言葉に置き換えてみると、品を保ちつつ優しい印象になります。
たとえば、「恐縮です」を「恐れ入ります」に。また、「了解しました」とつい書いてしまうところを「かしこまりました」に。遅くなった書類を送る際には「遅ればせながら」などと添えるだけで、なんだかやわらかさを感じますよね。後輩を注意する際には、「それ、ぞんざいに扱わないように」なんて、古風な言い回しをしてみるのはいかがでしょうか。
気楽に使いたい「大和言葉」。古風な"言葉美人"を目指していきたいものですね。
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