南米エクアドルで16日に発生した大地震によって600人以上が死亡した。中国メディアの参考消息網は25日、中国の人工衛星や中国企業がエクアドルに提供した国家安全指揮コントロールシステム「ECU911」がエクアドル地震の救命活動に大いに貢献していると紹介した。(イメージ写真提供:123RF)

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 南米エクアドルで16日に発生した大地震によって600人以上が死亡した。中国メディアの参考消息網は25日、中国の人工衛星や中国企業がエクアドルに提供した国家安全指揮コントロールシステム「ECU911」がエクアドル地震の救命活動に大いに貢献していると紹介した。

 報道によれば、エクアドルの要請を受け、中国は地震発生前と発生後の被災地の衛星写真を提供、エクアドルが被災地点を正確に把握するためのサポートを行った。

 また中国電子輸出入総公司(CEIEC)がエクアドルに提供した「ECU911」が、コントロールセンターに集まってくる膨大な被災情報を的確に救命チームに伝達する点で力を発揮しており、救命活動の効率を大いに高めていると記事は紹介している。中国の科学技術がエクアドル地震の救命活動に大いに役立っていると胸を張った。
 
 中国が提供したECU911は災害発生時に警察、消防、運輸、医療救助などの異なる組織をまとめ上げて効率よく救助活動にあたらせることができるシステムだ。災害時には多くの地点で救援・救命活動が必要になるが、もし指令系統が統一されていなければ異なる組織の活動が重複してしまったり、多くの救援が必要とされている場所に十分な数あるいはふさわしい機能を持つ救助チームが振り向けられないということもあり得る。

 エクアドルにとってECU911の存在意価値は非常に大きく、「メード・イン・チャイナ」の価値を向上させるシステムといえるだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)