26日、韓国の朴槿恵大統領がこのところ深刻化している韓国の大気汚染に触れ、「このいい天気なのに思うように散歩もできない。まったく、どういうことかしら」と不満をあらわにした。資料写真。

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2016年4月26日、韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領がこのところ深刻化している韓国の大気汚染に触れ、「このいい天気なのに思うように散歩もできない。まったく、どういうことかしら」と不満をあらわにした。

朴大統領はこの日、韓国の45社のマスコミ編集・報道局長との懇談会に出席、大気汚染に関し「長・短期的な問題を定め解決していく」との考えを示した。また、問題の解決に向けては「正確な予報」が重要だとし、「100%とはいかずとも、最大限の努力をして正確な情報を国民に提供する」ために、「気象庁と環境部が体制を整えた」と述べた。さらに、大気汚染の原因の一つとされる火力発電所や自動車の排気ガスに関する問題の解決方法を追究し、電気自動車の商用化などの環境汚染改善策を推進する考えを明らかにした。

さらに中長期的な対策として「周辺国家と引き続き協議を進め、わが環境産業(のノウハウ)を先方に提供するなどの外交努力も続けていく」と述べた。

韓国では今月に入りPM2.5や黄砂による大気汚染が特に深刻になっており、首都ソウルなど多くの地域で関連の注意報が頻繁に発令されている。

朴大統領の発言について、韓国のネットユーザーからは次のようなコメントが寄せられた。

「中国に向かって言って!」
「こんなにつらい大気汚染に今ごろ気付いたなんて、びっくりして気絶しそう」
「しかし深刻さを認識してくれただけでもよかった」
「今回だけは朴大統領を信じたい。頼むよ」

「正確な予報なんて何の役にも立たない。予報しなくたって自分の目で見えるんだから。そんなことより中国に抗議してくれ」
「大統領がもっと国民に共感できるように、青瓦台(韓国大統領府)の空気清浄機を撤去して、汚染のひどい日にはむしろ散歩することをお勧めします。生きるために野外で働かなきゃいけない人だってたくさんいるのに、散歩ができないと愚痴るとは…」

「こっちは散歩どころか換気すらできないんですけど」
「今まさにみんなの健康が脅かされてるのに、対策が中長期?」
「大気汚染が問題になって3年、VIPが問題に触れたのは初めてだ」
「次の大統領は与野党問わず、とにかく大気汚染問題を解決してくれる人に投票する」(翻訳・編集/吉金)