YouTube、動画広告のセールスリフト効果(オフラインでの売上への影響)を測定するソリューションを提供へ

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消費材を扱うブランドでは、その売上の9割以上がオフラインで発生するという米国のデータもあり、オンライン動画広告が実際の売上にどれほど寄与するかは、非常に重要な視点と言えます。

そこでYouTubeはOracle Data Cloudと組み、TrueView広告を配信する消費材ブランドに対して、動画広告が店頭などのオフラインでの売上に与える影響(セールスリフト)を明らかにするソリューションを提供することを発表しています。(現在、対象は米国内のみ)

公式ブログでは、すでに実施された調査の具体的なブランドや効果が公開されています。

Gatorade(スポーツ飲料)

Gatoradeが2015年に配信した動画広告「We Love Sweat」は、TrueView配信1ドルあたり13.05ドルの売上(ROAS: Return on ad spend)を生み出したことが明らかとなりました。

 

さらに、初めて商品を購入した人のうち、この動画広告を見ていない人に比べ、動画広告を視聴した人は16%も売上が大きかったそうです(Oracle Data Cloudによると通常は2.5%程度の上昇)。

Doritos(スナック)

Doritosの事例では、15秒の動画広告よりも、30秒バージョンの方がセールスリフト効果が高かったそうです。さらに、トピックターゲティングとリマーケティングを行うことで、通常の属性ターゲティングよりも大きなセールスリフトを得られたことが明らかになっています。

Pedigree(ペットフード)

Pedigreeでは、動画広告のクリエイティブの判断にセールスリフト測定を活用しました。同社は動画広告の冒頭でブランドロゴやブランド名を訴求するクリエイティブと、動画の最後でブランドを示すクリエイティブの2種類を比較したところ、冒頭でブランドを表示した方がおよそ7倍もセールスリフト効果が高かったそうです。

YouTubeが動画広告のブランドリフト効果(ブランド認知度や購入意向などへの影響)の測定を米国でスタートさせてから3年。
YouTubeは公式ブログで、「この新しいセールスリフト測定により、消費材ブランドのセールスファネルの全ステージでYouTube広告の効果測定が可能になります」と述べています。