楽しい大人の社会学習!?内容盛りだくさんのBMW Club Japan「スプリングモータリングin上田」レポート【特集・コラム:イベント・モーターショー】

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桜も満開でお出迎え!「真田丸」で話題の信州・上田で一風変わったオフ会開催!

 今年の大河ドラマは真田幸村を主人公にした「真田丸」。そして真田氏の本拠といえば上田城のある信州・上田市。その上田市で、一風変わった大人のオフ会があると聞いて行ってみました。主催は「BMW Club Japan」。BMW本社公認のオーナーズ・クラブです。

 「うーん、『スプリングモーターリングin上田』ってタイトルのイベントだから、みんなで上田市内の観光名所をあちこちツーリングするのかなー?」と思いつつ現地に向かいましたが、これがまったく違って内容盛りだくさんの大人の社会学習!といった楽しいイベントでした。以下、その様子をレポートしたいと思います。

 会場となったのは上田市中丸子にある「丸子中央病院」。とても大きな総合病院です。9階建の病院建物の左右2か所にそれぞれ数百台は駐められる駐車場があり、日曜日だったこの日はそのうちの1か所をBMW Club Japanが借りきってイベント会場としていました。そして集合時間の朝9時少し前に色とりどりのBMWが続々と集まってきます。その数全部で36台。ほとんどが早朝自宅を出発したに違いない、長野県外のナンバーをつけた車でした。

運転を楽しむだけじゃない!?午前中は参加者全員で救命救急講習を受講!

「やっぱりBMW のオーナーって皆さん走り好きなのねー」と思って事務局の人に聞いてみると、なんと!朝6:30にいったん高速道路のサービスエリアに集合して、その後走りを楽しみながらここまで来たとのこと。しかも、少し山道も走りながら会場まで来る「ワインディング・コース」と高速走行を中心とした「グランド・ツーリング・コース」とで別々のルート設定&集合場所とし、好みでどちらか選べるようにしたとのことで、会場集合時間のはるか前からイベントは始まっていたのでした。

 しかし、それにしてもイベント会場がなぜ病院? 他に貸してもらえる大きな駐車場がなかったからかなー、と思っていると、開会式の後、集合した皆さん全員がゾロゾロ病院内に入っていきます。

 いったい何をするんだろう、と再び事務局の人に聞いてみると、「今日は参加者全員が『救命救急講習』を受けるんです!」丸子中央病院が普及に力を入れている心臓マッサージなどの心肺蘇生法を一般の人にも広げる活動「PUSHプロジェクトin信州」の講習を受講し参加者全員がみっちり1時間半、実技指導も受けながら修了証をもらえるレベルまでしっかり学んでいました。

 そして、それでまじめな勉強は終わりかと思いきや、今度は20名くらいの人が本を片手に緊張の面持ちで別室に入っていきます。BMW Club Japanのスーパーバイザーを務め、運転テクニックに関する本を多数出している有名な自動車ジャーナリスト、菰田潔(こもだきよし)さんによるドライビング・クリニックの筆記試験も行われたのでした。こちらは、制限時間1時間で40問の超難関問題を、参考書と首っ引きでみんな眼を白黒させながら解いていました。

ドライビング・クリニックで愛車の特性に合わせた衝突回避のための技術を体得!

 お昼は丸子中央病院の最上階にあるレストラン「ヴァイスホルン」を特別に開けて頂き、東京の有名フランス料理店で料理長を務めていた山田康司シェフの特製カレー&デザートを参加者全員で頂きました。山田シェフはあの伝説のTV番組「料理の鉄人」にも出たことがあるそう。ふだんは平日のみですが一般の人でも「ヴァイスホルン」で山田シェフの特製ランチを食べられるとのことで、病院のお近くにお住まいの方は一度行ってみてはいかがでしょうか。

 さて、おいしいお昼を頂いた後、いよいよ皆さん自分の愛車が待つ駐車場へ。駐車場にはジムカーナコースのようにたくさんのカラーコーンが並んでいます。そう、今度はこもだきよしさんによるドライビング・クリニックの実技指導が行われるのです。内容は、衝突回避を目的とした短い距離での制動練習、レーンチェンジによる退避練習、確実なステアリング操作を身につけるためのスラローム走行練習など。

 カラーコーンによる走行コースの幅は、狭いところで3mとかなりタイトで皆さん初めは四苦八苦していましたが、何回か走行を繰り返しているうちに、確実に上達していくのが傍から見ていてよくわかりました。しかもそのテクニックをふだん自分が乗っている愛車で体得できる機会ってなかなか無い。「これは本当にためになるイベントだなー」とBMW Club Japanのメンバーの皆さんがうらやましくなりました。

 参加者全員がしっかり技術を体得したところで、終了予定時刻の16時になりイベントはお開きに。気がつけば最初から最後まで内容充実、いろんなことが学べてためになる、とってもまじめなオフ会でした。「1日みっちり学習したの、学生時代以来かも・・・」。自分もすっかり楽しい大人の社会学習の余韻に浸りながら、花盛りの信州・上田を後にしたのでした。

<レポート:堂島 昭>

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