なでしこジャパン新監督就任の高倉麻子監督「世界の女子サッカーをリードしていけるように」

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▽日本サッカー協会(JFA)は27日、なでしこジャパンの新監督にU-20女子日本代表指揮官の高倉麻子監督(48)が就任することを発表した。U-20女子代表となでしこジャパンの兼任監督となる。

▽なでしこジャパンの新監督に就任した高倉監督は、「強いなでしこジャパンを作りたい」と意気込みを語り、「全員で1つになること」が重要だと語った。

高倉麻子なでしこジャパン監督

「この度なでしこジャパンの新しい監督に就任させて頂くことになりました高倉麻子と申します。よろしくお願いいたします」

「まず、なでしこジャパンが先日行われたリオ・オリンピックの予選で敗れたことは、非常に悔しく残念ではありますけれども、佐々木監督を始め、選手が積み上げてきた数々の栄光が消えるものではありませんし、素晴らしい栄光だったと考えています」

「その中で、私が新しく監督としてやることは、今まで積み上げてきたものにさらに磨きをかけて、もっと高い所に選手を連れて行くことかなと考えています。どの様なサッカーをということがありますが、日本人にしかできないサッカーを追求していきたいと思います。ワールドカップやオリンピックで良い成績を残すことのみならず、世界の女子サッカーをリードしていけるようなサッカーをしてみたいと考えています」

「日本人の特徴、なでしこジャパンが2011年に女子ワールドカップで優勝した時のことを考えてみますと、日本人の特徴が最大限に生かされていたのかなと思います。日本人は非常に器用で、勤勉で、頭が良いと思います。戦術理解度も高いですし、人のために大きな力を発揮できるというのが、なでしこジャパンの大きな力になったと考えています。そのことを大切にしながら、日本人にしかできない、日本のサッカーを選手とともに追求していきたいと思います」

「2011年にワールドカップで優勝し、ロンドン五輪で銀メダル、2015年のカナダ女子ワールドカップで銀メダルを獲りましたが、日本のサッカーは世界中の女子サッカーに関わる人々がリスペクトしています。今度のリオ・オリンピックを逃したことは残念ですが、そのことで下を向く必要はないと思います」

「私はずっと育成に関わっていますが、素晴らしい若い選手がたくさん居ます。今まで素晴らしい成績を残した選手たちと、若手を融合して、新しい、強いなでしこジャパンを作っていきたいと思います」

「そして、大切なことはみんなが1つになることだと考えています。選手、スタッフ、協会、そしてリーグの各チームの方々、全国でサッカーに力を注いでいる育成の方々、ファンのみなさま、マスコミの方々の力を借りて、全員で1つになって、今少し元気が無くなっていると見られがちな、なでしこジャパンをみんなで押し上げていきたいと考えています」