高倉監督のなでしこジャパン監督就任について田嶋幸三会長「一番勝たせるのは誰かと考えた」

写真拡大

▽日本サッカー協会(JFA)は27日、なでしこジャパンの新監督にU-20女子日本代表指揮官の高倉麻子監督(48)が就任することを発表した。U-20女子代表となでしこジャパンの兼任監督となる。

▽JFAの田嶋幸三会長は、高倉監督の就任会見に出席。大きな期待を懸けるとともに、全面的なサポートを約束した。

田嶋幸三(日本サッカー協会・会長)

「皆様の予想通りと言いますか、この人しか居ないということで、高倉さんがなでしこジャパンの監督を引き受けてくれたことを、会長としても非常に嬉しく思います。全面的なサポートをして、残念ながらリオ・オリンピックには出場できませんが、2019年の女子ワールドカップ、2020年の東京オリンピックに向けて強化をスタートさせていきたいと思います。U-20(女子代表)の監督も務められますので、両方で良い成績を残せるように頑張って頂きたいと思います」

──代表チームのトップに女性監督が就く意義は

「高倉さんが女性であるから選ばれたわけではありませんし、今井女子委員長と話をしていく中で、なでしこジャパンを勝たせる監督は誰なのか。外国人でも日本人でも良かったですし、男性でも女性でも良かったです。一番勝たせるのは誰かと考えて決まったと思います。高倉さんがこれまで素晴らしい実績を残してきたこと、それがここに来ることに繋がったと思います。素晴らしい力を持っていると思っています」

──女子サッカーの競技人口、そして女子サッカーの指導者を増やすことについて、なでしこジャパンに期待することは

「私自身が選挙で会長になった際に、女子サッカーの発展というのを挙げさせていただきました。その事をしっかりやっていきたいと思います。そして、FIFAでも新しい女子サッカーのカップ戦がうたわれています。女子の時代にしていかなければいけないと思います」

「そして、2011年にワールドチャンピオンになったわけですが、女子サッカーの競技人口は1.5倍ぐらいになりました。それでも、登録されている競技人口の5%にも達していません。これは今井女子委員長にお願いしてありますが、できれば30%、それ以上になるぐらいの長期的なマスタープランを出してほしいと言ってあります」

「様々な観点から、それを実行してもらえると思っていますし、全面的に応援していきます。何よりも、なでしこジャパンが勝つということが女子サッカーを後押しすることになると思いますので、高倉監督、選手たちには是非頑張っていただきたいと思っています」