2014年にはU-17ワールドカップで“リトルなでしこ”を世界一に導いた高倉監督。その手腕には注目が集まる。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

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 4月27日、都内のJFAハウスで会見が行なわれ、佐々木則夫監督の退任後、空席となっていた日本女子代表(なでしこジャパン)の新指揮官に高倉麻子U-20日本女子代表監督が就任することが発表された。高倉監督はなでしこジャパン初の女性監督となる。
 
 高倉監督は就任あたって「なでしこジャパンがリオ五輪予選で敗退したことは悔しく、残念に思っています。しかし数々の栄光が消えることはないです。監督としてやることはこれまで積み上げてきたことを磨き上げ、選手をもっと高いところに連れて行くことだと思います。そして日本人にしかできないサッカーを追求したいです。素晴らしい若手もいます。従来の選手と若手を融合させて新しいなでしこジャパンを作りたいです」とコメント。
 
 目指すスタイルに関しては「今は各国が強化に力を入れて進歩しているが、日本人にしかできないサッカーを目指したいです。具体的にはテクニックを活かし、全員がハードワークするアグレッシブなサッカーです。どの大会においても優勝を狙います」と語った。
 
 また、女性として初めてなでしこジャパンを率いることに関しては「私は選手時代から一番最初を歩く役割があったように感じています。プレッシャーを感じていることはないです。男性だとか女性だとか関係なく、とにかく自分の持っているものをぶつけて、選手に接していきたいです」と答えた。
 
 高倉監督は2014年にU-17日本女子代表を率いて、U-17ワールドカップを優勝。同年9月よりはU-20日本女子代表の監督となり、佐々木監督退任後はその後継者に目されていた。