26日、欧州連合(EU)が、香港で中国政府に批判的な書籍を扱う書店の関係者が失踪した事件を「一国二制度」に対する「最も重大な挑戦」と批判したことに、中国政府が反発した。写真は銅鑼湾書店。写真提供:Hong Kong In-media。

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2016年4月26日、欧州連合(EU)が25日発表した香港に関する年次報告書で、香港で中国政府に批判的な書籍を扱う書店の関係者が失踪した事件を、1997年の香港返還以来の統治方式である「一国二制度」に対する「最も重大な挑戦」と批判したことについて、中国外交部は「事実を顧みない不当な非難だ」と反発した。米ボイス・オブ・アメリカ(中国語電子版)が伝えた。

香港で中国政府を批判する本を扱っていた「銅鑼湾書店」とその親会社「Mighty Current」の関係者5人が昨年10月以降に相次いで行方不明となり、中国当局の関与が指摘された。「Mighty Current」のオーナーである桂民海(桂敏海)氏はスウェーデン国籍を、「銅鑼湾書店」の主要株主の李波氏は英国籍をそれぞれ持つことから、両国も調査に乗り出していた。EUは今年1月、事態を憂慮する声明を発表し、中国、香港、タイの関係当局に調査を求めた。李氏はすでに香港に帰還している。(翻訳・編集/柳川)