ポルシェの真髄、「ターボ」の進化に迫るフォトギャラリー

写真拡大

高級スポーツカー・レーシングカーとして名高いポルシェ。同社が誇る心臓部「ターボチャージャー」はその名実ともに支えてきたテクノロジーだ。モデルチェンジし進化するポルシェ911などとともに、その歴史を振り返る。

SLIDE SHOW 「ポルシェの真髄、「ターボ」の進化に迫るフォトギャラリー」の写真・リンク付きの記事はこちら
porsche02

2/141972年と翌1973年、レオ・キンヌネンにインターシリーズチャンピオンシップで勝利をもたらした、ポルシェ917/51。断面模型図からは、排気量5l、トルク730ポンドフィート、1,000馬力のエンジンが見える。PHOTOGRAPH COURTESY OF PORSCHE ARCHIVE

porsche03

3/14ターボのパワーを証明し、世界速度記録を設定するために使われた917/30シリーズ。ドライヴァーのマーク・ドノヒューはタラデガ・スーパースピードウェイで時速221.12マイルを記録した。PHOTOGRAPH COURTESY OF PORSCHE ARCHIVE

porsche04

4/141974年5月、マンフレッド・シュルティとヘルムート・コイニクのドライヴァー2人によるドイツのサーキット・ニュルブルクリンクにて1,000km耐久レースが行われた。写真は、ポルシェカレラRSR(1975年限定発売)PHOTOGRAPH COURTESY OF PORSCHE ARCHIVE

porsche05

5/14ポルシェにとって、レースにエントリーするということはそのサーキット用にクルマを設計することを意味した。そうしてつくられたポルシェ930/50は、フランクフルト、パリモーターショーでお披露目された。PHOTOGRAPH COURTESY OF PORSCHE ARCHIVE

porsche06

6/14ポルシェ934に使われたエンジン(排気量3l・485馬力・回転数7,000rpm)PHOTOGRAPH COURTESY OF PORSCHE ARCHIVE

porsche07

7/141977年のル・マン24時間レースに備え、ポルシェは風洞での空気力学的研究を熱心に行った。PHOTOGRAPH COURTESY OF PORSCHE ARCHIVE

porsche08

8/141970年代後半、その研究に基づいて車輪が覆われた車体を開発したポルシェ。エンジニアリングサイドの人々には、そのタイヤ交換の煩雑さから不評だった。PHOTOGRAPH COURTESY OF PORSCHE ARCHIVE

porsche09

9/141979年10月まで、開発チームはル・マン24耐久レースで空気抵抗を低減を目指した。PHOTOGRAPH COURTESY OF PORSCHE ARCHIVE

porsche11

10/14ポルシェ961|1987年のルマンのために、エンジンを開発(排気量3l、640馬力、トルク456ポンドフィート)。時速207マイルを記録。PHOTOGRAPH COURTESY OF PORSCHE ARCHIVE

porsche12

11/14ポルシェ944|1986年、200馬力以上発揮する4気筒、2.5lエンジンを搭載。自家用自動車として当時23,480ドル。PHOTOGRAPH COURTESY OF PORSCHE ARCHIVE

porsche13

12/142000年1月、ポルシェはType996ターボを投入(123,800ドル)。「新しいポルシェ911ターボは、スピード違反チケットが多くなりそう」と『Car and Driver』は伝えている。PHOTOGRAPH COURTESY OF PORSCHE ARCHIVE

porsche14

13/14Macan baby SUV|最近では、レースとは関係なくターボが標準使用されている。PHOTOGRAPH COURTESY OF PORSCHE ARCHIVE

porsche15

14/14昨年のルマンで、ポルシェのターボチャージャー装備919がアウディの5年間の連勝を阻み、優勝した。PHOTOGRAPH COURTESY OF PORSCHE ARCHIVE

Prev Next

フォーミュラ1で使用される車体から新しいフォードFIESTAに至るまで搭載されている「ターボチャージャー」の基本原理は、排気によってファンを回転させ、エンジンに多くの空気を送り込み、その燃焼効率を上げるものだ。

このテクノロジーは飛行機からオートバイ、そしてもちろん自動車に至るまであらゆる移動手段に利用されている。1962年、米自動車メーカー・オールズモビルによってターボチャージャーが自動車に初めて導入。ターボ付きコルヴェアを投入したシボレーが続いた。

だが、「真のターボ」を見せつけたのはポルシェだった。すでに申し分ないパワーの「911(Type930)」にターボという狂気なる動力を加えた。(この結果完成した)「ポルシェ935」が全速で駆け抜ける姿ほど、心揺さぶられるものはない。

RELATED

ジャーナリスト兼カメラマンのランディ・レフィングウェルは、『ポルシェターボ』において長年自動車メーカーを突き動かしている「ターボ開発」について語っている。レースに注力していたポルシェ開発チームは、1975年に初めてターボを採用。どんどん厳しくなる燃料使用制限への迂回する道を探り、917クーペにターボを展開した。

ここから、このターボ技術は一般消費者向けのクルマへと導入されるようになった。そして、ターボはここ40年ポルシェを語る上で「不可欠な存在」となっている。

関連記事:ポルシェEV「Mission E」の内部がわかるCGI動画