スタバ、日本統治時代建設の文化財にオープン  歴史の香り漂わせる/台湾

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(台北 27日 中央社)コーヒーチェーンのスターバックスが27日、日本統治時代に建設された歴史的建築物「万華林宅」(台北市)にオープンした。建物のガイドを行うスタッフを20人配置し、同地の文化を紹介するほか、サイフォン式コーヒーを台湾の店舗で初めて提供する。

「万華林宅」は当時地元で名声を誇った林家の4階建ての邸宅で、1932(昭和7)年に完成。1998年に市指定文化財に登録され、2011年から約3年間にわたり修復工事が行われた。スターバックスは2年にわたり店舗入居の計画を進めていた。同店が入るのは建物の1階と2階。3階と4階は今後、所有者の林家によって予約制で一般開放される。

同店を手掛ける統一星巴克の徐光宇総経理(社長)は、古い建物の活性化により、周辺地域のかつての文化を再び世に示し、地元文化のPRにつなげられればと語った。

(陳政偉/編集:名切千絵)