写真提供:マイナビニュース

写真拡大

パナソニックは4月27日、テクニクスブランドのアナログレコードプレーヤー「SL-1200G」を発表した。完全受注生産で、発売は9月9日。希望小売価格は税別330,000円。

パナソニックは3月24日に、テクニクス50周年を記念したアナログレコードプレーヤー「SL-1200GAE」を発表。国内で300台の限定販売とし、4月12日に予約受付を開始したが、わずか30分で完売となった。今回発表されたSL-1200Gは、SL-1200GAEとほぼ同じ性能を持つ「レギュラーモデル」と位置づけられている。

SL-1200GAEとの違いは、トーンアームの塗装仕上げをシャイニーシルバーからマットシルバーに、インシュレーターのハウジング色をダークシルバーからメタリックブラックにし、内部素材をαGELから特殊シリコンラバーに変更した点。また、シリアルナンバーの刻印も省かれる。

駆動はダイレクトドライブ方式で、回転ムラや微小な振動であるコギングを抑える「コアレス・ダイレクトドライブモーター」を採用。また、モーターの動作状態に合わせて駆動モードを切り替える高精度なモーター制御技術により、高い安定性を実現した。モーターの回転制御には、ブルーレイディスクの開発で培ったモーター制御技術を応用している。また、エッチングとレーザー加工を組み合わせた539本のスリットにより、モーターの回転位置を0.67度の精度で検出し、負荷変動要素に応じた最適補正が行える。

トーンアームパイプはマグネシウム製。水平軸と垂直軸が一点で交差するテクニクス伝統のジンバルサスペンション方式を採用している。トーンアーム軸受部に切削加工のハウジングを使用したベアリングを採り入れており、レコード盤を正確にトレースするという。

プラッターは3層構造で、重量は3.6kg。真鍮板とアルミダイカストシャーシを強固に一体化し、不要共振を排除するデッドニングラバーと組み合わせている。きょう体は、重量級ゴムベース、BMC(バルク・モールディング・コンパウンド)シャーシ、アルミダイカストシャーシによる従来の3層に、厚さ10mmのアルミトップパネルを加えた4層構造で、耐振動性を向上させた。

回転数は33 1/3、45、78。適用カートリッジ重量は14.3〜28.5g(ヘッドシェル含む、付属ウェイト2種)。出力はフォノ×1、アース×1を装備する。S/N比は78dB。サイズはW453×D372×H173mmで、重量は約18kg。

(藤谷佳奈)