胃がんリスク軽減のために「上手に塩分を減らす調理法」3つ

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ご自身はもちろん、愛する家族もがんを患ってほしくはありませんよね? 可能な限り、がんを防ぐ生活を過ごして健康に毎日を過ごしたいものです。

がんの中でも“胃がん”は進行が早いとも言われ、全てのがんの中でも胃がんによる死亡数は、2014年は男性が2位、女性は3位でした。

そこで今回は、国立研究開発法人国立がん研究センターがん対策情報センターが提供している「がん情報サービス」を参考に、胃がんについての理解と“塩分と胃がんの関係性”をお伝えします。

そして、塩分を控えた料理を作るにはどうしたらいいのか? について、船舶料理士や調理師資格を保持している筆者が、胃がんリスク軽減のための料理法もあわせて伝授します。

 

■1:そもそも、胃がんってどんな症状?

そもそも胃がんとはどんな症状がもたらされるがんなのでしょうか? 胃がんは、早い段階で自覚症状が出ることは少ないとされており、進行しても無症状の場合があるそうです。

代表的な症状として、胃の痛み・不快感・違和感、胸やけ、吐き気、食欲不振などがあります。しかしこれらの症状は、胃炎や胃潰瘍といったがん以外の胃の疾患からも引き起こされるため、分かりづらいといえます。

また、症状の原因は胃がん以外だったとしても、たまたま受けた内視鏡検査で偶然に胃がんが発見されるということもあるそうです。気になる症状がある方は、まず検査を受けてみることが重要です。

 

■2:塩分過多な食生活だと、胃がんになるリスクが高くなる

胃がんになってしまう原因は、喫煙や食生活といった生活習慣と、“ヘリコバクターピロリ”という菌の持続感染が発生のリスクを高めるとされています。食生活については、特に塩分の多い食品の過剰摂取が大きなリスク要因とされているのです。

塩分摂取が過剰であることと、野菜や果物の摂取量が不足していることによって、胃の環境が劣悪なものになってしまうということですので、しっかりと食生活を整えておきたいところです。

あなたの食生活は胃がんリスクを高めるものになってしまっていないでしょうか? 以下のリストでチェックしてみましょう。

・味の濃いものを好んで食べている

・野菜はたまにしか食べないorほとんど食べない

・果物を食べることが滅多にない

・外食やコンビニ弁当等で済ませることが多い

・なんにでも醤油やソースをかけて食べがち

こういった条件に当てはまる方は、胃がんリスクの高まる塩分過多な食事が多く、また慢性的な野菜や果物不足に陥ってしまっている可能性が高いので注意が必要です。

食生活は、自分の意識や工夫次第ですぐに改善できるもの。家族の健康を守る主婦としてはリスク軽減のためにも、特に、胃がんの原因とされている“塩分過多な食事”は避けて健康的な食卓を目指したいところですね。

次に、塩分過多な食事が胃がんになってしまうリスクを増す要因であることがわかったところで、具体的にどんな料理法を実践したら塩分が少なく、そして美味しい料理が作れるようになるのか学んでいきましょう。

 

■1:しっかりとダシを取ることを習慣付ける

塩分を多く用いた味付けになってしまう原因として挙げられるのが、ダシをしっかりととっていないということ。ダシ文化というのは日本ならではのもので、ダシから得られるうま味で日本人の舌そして脳は「美味しい」と感じます。

海外旅行した際にその国の料理が“塩辛い”と感じたり、国内でもジャンクフードといった欧米食の味が“濃い”と感じたりしたことはありませんか? 欧米の食事には“ダシ”という概念がありません。

欧米食を日常的に食べている方は濃すぎる味付けに慣れてしまって、ダシの繊細なうま味も風味も感じられなくなってしまっている可能性があります。

毎日の食卓で出すお味噌汁などには、既存のダシ風味調味料を使用するのではなく、昆布や鰹節といった様々な食材からダシをしっかりとるようにしましょう。

既存のダシ風味調味料には、それ自体に既に塩が含まれている場合が多く、それに重ねて味噌を入れるので結果的に塩分が高めなものになってしまいます。

食材そのものからダシを取り味噌で味をととのえることで、塩分控えめでもダシ本来のうまみが効いたお味噌汁になり、とても美味しくいただけます。

 

■2:酸味や苦味を用いた味付けで“塩味”を不要とする

ただ純粋に塩味を強くしたところで、ただ“しょっぱい”味付けになってしまいますよね。なんにでも醤油をかけてしまうタイプの方への対処法としてオススメなのが、“塩味”以外の味で調えた料理を出すことによって“塩味”を不要としてしまうことです。

いつもの和え物をいつもの通りに提供してしまっても、そのうえから醤油などをかけられてしまう……ということでしたら、その和え物に苦味や酸味を持った食材や調味料を加えてみるのです。

苦みのある山菜を用いるのもいいですし、味付けにわさびを加えるというのもGOOD! 塩味以外の味付けで舌と脳を刺激すれば、自然と塩味を求めなくなります。

 

■3:食材の下ごしらえ、下処理を面倒がらず行う

食材の下ごしらえ、下処理が味付けに大きな影響を与えるということをご存じでしょうか。例えば、魚の煮つけを作る際に隠し包丁を入れておくだけで、味の浸透度が変わります。

お煮しめのタケノコやレンコンなども、一度下茹でをしておくことによって薄味の煮汁からでもしっかりと味を吸い込み定着してくれるんです。

見た目には大きく変わらないことが多い下処理や下ごしらえ。でも、きっちり行っておくことによって味付けに用いる調味料の量が大きく変わります。

味が染みないと思ったら醤油や味噌、塩を足してしまいますよね?

薄味の煮汁でもしっかりと味が染みるように、野菜や魚、肉といったすべての食材に可能な限り下ごしらえを施しておくのです。そうすることによって、結果多くの塩分を必要とせず、十分な味が染みこんでおかずとして提供することが可能になるのです。

 

いかがでしたか? 健康な体あってこその毎日、なにかあってから食事に気を付けたところで後の祭りですよね。

皆さんにとって大切な人を守るために、毎日の食卓を塩分控えめで美味しい料理でいっぱいにすることは間違いなく、家族にとってプラスに働くことでしょう。

(ライター 清水希枝)

 

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【参考】

※ 胃がん 基礎知識 - 国立がん研究センターがん対策情報センターがん情報サービス