「相手の過去にこだわり些細なことでも許せない男は残念ながらモテません」
『世界一難しい恋』略称セカムズに出て来たセリフだ。


いやあ、第2話、おもしろかった。
強権を発動するワンマン社長という設定をじっくり観せた第1話から、いよいいよ脚本も役者陣もノリノリで、That'sラブコメになってきた第2話。
大野智くんのキュートっぷりがクスクスおかしい。

「最近までベルギー人とつきあってた女なんだぞ」とすねる大野くん。
小池栄子がハワイ人とつきあってたと知ると「まじっすか!」と目をむく大野くん。
「わかんないよ、わかんないけど、なんかイヤなんだよ」ダダをこねる大野くん。
飼い主の見つからない犬を拾う、っていうベタな展開も、こうなってくると可笑しい。
なつかない犬とがんばって散歩する白いサマーセーターの大野くん。

かわいい大野くんと対象的なのが小池栄子演じる秘書の村沖だ。
「おれは変なのか?」
「変ではありません。器が小さいのです」
ドーン! ずばり言い放つ小池栄子。
「相手の過去にこだわり些細なことでも許せない男は残念ながらモテません」
もっともでござる。ドーン。

あれこれ奮闘した後に、はっと気づく大野くん。
「わかったぞ。おれは器の大きい男に思われたいんじゃないんだ。おれはただ柴山美咲とおしゃべりをしたいんだよ」
小池栄子、冷静にいさめる。「社長、それを世間ではデートと呼びます」
完全に母親的な役回り。運転手役の杉本哲太とならぶと母と父のよう。
見事な対比だ。ワンマンな独裁者から不器用で一途な男に変わっていく大野くんの可愛らしさがより際立ってくる。
第3話も楽しみである。

『世界一難しい恋』は、日本テレビで毎週水曜よる10時放送。
日テレ無料TADA!で最新話見逃し配信中。
視聴率も12.9%とじわじわアップ。ストレートな構成なので第3話から観てもだいじょうぶだと思います。
米光一成

第1話「世界一難しい恋」で秘書小池栄子が断言「嘘がつけない男は絶対にモテませんから」