26日、韓国メディアによると、韓国南部の島・済州島で適用されるノービザ制度を悪用した不法滞在者が6000人近くに上るとの推算が出た。写真は済州島。

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2016年4月26日、韓国・ノーカットニュースによると、韓国南部の島・済州島で適用されるノービザ制度を悪用した不法滞在者が6000人近くに上るとの推算が出た。

済州地方検察庁と済州出入国管理事務所の推算によると、今年3月末時点の済州島の不法滞在者は5931人。観光目的でビザなしで済州に渡航し、その後姿を消した外国人の数だ。このうち昨年行方をくらました外国人は4353人で、14年の1450人から3倍ほどに増加している。

こうして済州地域で不法滞在者が急増する裏には、国内外で暗躍するブローカーの存在がある。「観光客」として金もうけにやって来た外国人と、安価な労働力を求める事業者とを結び付ける役割を果たしているのだ。済州地方検察庁と済州出入国管理事務所はこのほどこうしたブローカーへの取り締まりを強化し、就業あっせん業者の男ら4人を出入国管理法違反容疑などで起訴した。男らは昨年9月から今年4月にかけ、1日平均46人の中国人にダイコン畑や清掃現場などでの仕事をあっせんし、毎月1人当たり最大60万ウォン(約5万8000円)の手数料を得ていた。

こうした状況に、記事は済州島を「不法滞在者の天国」との表現で伝え、韓国のネットユーザーからは次のようなコメントが寄せられている。

「済州島に旅行に行くと、ここが韓国なのか中国なのか区別できないくらい。完全に中国領土かと思うよ」
「済州島はもうほとんど中国の手に渡ったようなもの」
「この厳しい就職難、使うなら韓国人を使って」

「済州の検察はのんびりした所として有名だったけど、最近は仕事がずいぶん増えたね」
「この国は、自国民の雇用は放っておいて、外国人の雇用ばかり面倒をみる。韓国自体が外国人労働者の天国だ」
「最近は済州島が無法地帯になりつつある気がする」

「前から予想されていたこと。観光ビザだけで済州島に来て、それから船で釜山や蔚山、麗水に渡ってお金を稼いでる中国人は数千人はいるだろう。そして数年後は数万人になるはず」
「韓国の人口はこうして増えていくのか」
「不法滞在の通報者に懸賞金を出せば、解決できる可能性もある」(翻訳・編集/吉金)