就任後約20日で解任か…迷走ミラン、次節後に監督再交代の可能性浮上

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 日本代表FW本田圭佑が所属するミランのクリスティン・ブロッキ監督が、次節終了後に解任の可能性があることがわかった。イタリア紙『コリエレ・デッロ・スポルト』が26日に報じている。

 ミランは今月12日にシニシャ・ミハイロヴィッチ前監督を解任し、プリマヴェーラ(下部組織)の指揮を執っていたクリスティアン・ブロッキ監督の内部昇格を決定。ブロッキ新監督は指揮初戦となった17日のセリエA第33節サンプドリア戦こそ1−0で勝利を収めたものの、21日の第34節ではカルピとスコアレスドロー、そして25日の第35節では最下位ヴェローナに逆転負けを喫し、就任後3試合で1勝1分け1敗と思うような結果を残せていない。

 初黒星を喫したヴェローナ戦後、ブロッキ監督は「難しいことはわかっていた。自分に与えられた40日間でベストを尽くす以外のことは考えていない」と話していたが、5月1日に行われる次節のフロジノーネ戦で勝つことができなければ、解任される可能性があると報じられている。

 ブロッキ監督就任から約20日での指揮官再交代の可能性を報じられたミラン。ブロッキ監督が解任された場合、後任にはミハイロヴィッチ前監督が復帰するものと見られている。解任から間もなく同監督を呼び戻すことを模索していることで、ミラン上層部の迷走ぶりが明るみとなっている。