26日、輸血用の血液が不足する中国で、市民から闇で血液を買って高額で転売する「売血屋」が暗躍している。写真は献血カード。

写真拡大

2016年4月26日、斉魯網によると、輸血用の血液が不足する中国で、市民から闇で血液を買って高額で転売する「売血屋」が暗躍している。売血屋は病院や献血センターなどの5倍近い価格で患者に血液を販売している。

中国では全国で慢性的に輸血用の血液が不足。患者が手術を受ける場合、輸血に必要な血液は自己調達しなければならない。親族や友人に献血を頼むのが一般的というが、緊急を要する場合や大量に血が必要な場合は「売血屋」に頼らざるを得ないという。

「売血屋」は通常、大学病院の近くの路上にたむろし、道行く人に「献血要員を募集中」、「高値で血液を買う」などと持ちかけている。「売血屋」が売る血液の価格は200ccで1000元(約1万7000円)。病院で買う場合の5倍近くの高さだ。

江蘇省蘇州市では複数の売血組織がなわばりを持ち、それぞれの「地盤」で血液を集めている。組織のボスは年収100万元(約1700万円)を超える場合もあるという。(翻訳・編集/大宮)