中国メディアの今日頭条は21日、日本に留学して3年になるという中国人学生が感じた日本の優れた点を紹介している。同留学生が日本の文化から深い印象を受けたものの1つに「人への優しさ」があるという。(イメージ写真提供:123RF)

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 中国メディアの今日頭条は21日、日本に留学して3年になるという中国人学生が感じた日本の優れた点を紹介している。同留学生が日本の文化から深い印象を受けたものの1つに「人への優しさ」があるという。

 記事は、中国人留学生が日本の路線バスから感じたという「人への優しさ」を紹介。同留学生は乗客が乗り降りする際にバスが「左に傾く」様子に注目し、高齢の乗客や子どもたちの乗り降りのしやすさを考えた「人への優しさ」を感じ取れるサービスだと絶賛している。

 これはニーリングと呼ばれる機能で、バス運転手は運転席にあるニーリングスイッチをONにしておけばドアの開閉と連動してバスが左に傾く仕組みになっている。乗り降りはしやすいが、車内で立っている乗客にとってはすこし不便かもしれない。しかし利用客への優しさをはっきり感じ取ることができる。

 また、同留学生は身体の不自由な人が電車に乗り降りする際、駅員たちが積極的に乗り降りを助けてくれる様子に注目。出勤時や帰宅時の駅が非常に混みあう時間帯でも、ほかの利用客も身体の不自由な人の乗り降りを優先していると紹介。こうした点から他人への優しさを感じたと説明し、「人への優しさ」を感じ取れる日本のサービスは「極致」の水準であり、世界を魅了する日本の「ソフトパワー」であると絶賛している。

 日本の公共交通機関の身体の不自由な人に対するサービスは確かに絶賛できるものだ。電車や地下鉄であれば駅員が乗降車の手伝いをしてくれるほか、駅構内も丁寧に誘導してくれる。下車予定駅の駅員にも連絡をしておいてくれるため、電車が到着した際も駅員が下車を助けてくれるが、こうしたサービスは中国では見られないものだ。中国では身体の不自由な人に対する社会保障すら不足しているのが現状で、街角で物乞いをしている障がい者も少なくない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)