14日と16日を中心に熊本、大分の両県で発生した大地震は中国でも大きな注目を集めた。熊本県のPRマスコットキャラクターである「くまモン」は中国でも広く知られているようだが、このほど中国で「くまモン」のパクリキャラが登場し、中国のネット上では批判の声があがったという。(写真は参考消息の25日付報道の画面キャプチャー、中国で登場したくまモンの「パクリキャラ」(右))

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 14日と16日を中心に熊本、大分の両県で発生した大地震は中国でも大きな注目を集めた。熊本県のPRマスコットキャラクターである「くまモン」は中国でも広く知られているようだが、このほど中国で「くまモン」のパクリキャラが登場し、中国のネット上では批判の声があがったという。

 中国メディアの参考消息はこのほど、「くまモン」は見た目のかわいさから世界各地の多くのファンがいるキャラクターだと伝える一方、中国の安徽省で放送されたテレビ番組に「好運熊」なる「くまモン」のパクリキャラクターが登場したと伝えた。

 記事が掲載した写真を見る限り、「好運熊」は外観はほぼ「くまモン」と同じで、身体の色が黒の「くまモン」に対して「好運熊」は深みがかった茶色に変わっているだけに見える。

 参考消息は、「好運熊」が登場した番組はPRマスコットキャラクターとして知名度の高いくまモンに倣って、番組のマスコットキャラクターを作りたかったようだと伝える一方、中国のネット上では大地震が発生し、今なお余震も続く熊本、大分両県の被災地、被災者に対して「恥ずかしい」、「メンツがつぶれた」、「人としてやってはいけないことだ」といった批判の声があがったと伝えている。

 「好運熊」という名の「好運」とは中国語で「幸運」を意味する言葉であり、熊本地震が起きたことに対して「幸運」という意味で命名したのかは不明だが、タイミングを考えれば適切なネーミングではないことは明らかだ。中国のネット上で「好運熊」に対して批判の声があがったことは救いだが、デザイン盗用など、くまモンにかかわる各種権利の侵害も明白だ。(編集担当:村山健二)(写真は参考消息の25日付報道の画面キャプチャー、中国で登場したくまモンの「パクリキャラ」(右))