認知度40%アップ! 酔いレベルに応じて最適なコンドームを配布したDurexのサンプリング作戦

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 今回は「お酒を飲めば飲むほど、コンドームの需要が高まる」と考えるDurex社が実施したユニークなキャンペーンをご紹介します。なんとブランド認知は40%向上したそうです。一体何をしたのでしょうか? 海外の広告・宣伝・プロモーション事例情報を提供している「AdGang」からの厳選記事を紹介するこの連載は、毎週水曜日更新です。

●キャンペーン概要

 時期:2016年
 国名:コスタリカ
 企業/ブランド:Durex
 業種:ヘルスケア

■ほろ酔いならバカを見ないように、シラフなら盛り上がれるように

 「お酒を飲めば飲むほど性欲が高まる…」 そんな話を聞いたことはありますか?

 世界最大のコンドームブランドのDurexが、お酒を飲む人で溢れかえるコスタリカの野外イベントで、“飲酒量に応じて最適なコンドームを配る”というユニークなサンプリング施策を実施しました。

 Durexが提供するコンドームは1種類ではなく、気分や好みに応じて様々なものをリリースしています。「お酒を飲めば飲むほど、コンドームの需要が高まる」と考える同社は、コスタリカで最もお酒の消費量が高まるイベントの一つである同国最大の野外フェスティバルにて、参加者一人一人の飲酒量、すなわち性欲状況に応じて、最も適した同社製品をプレゼントする企画を仕掛けました。

 まず同社が開発したのが、こちらの“飲酒量検知器”。

 交換可能な使い捨てストロー、アルコール検知器、ディスプレイ画面、呼気センサーからなっており、ストローに息を吹き込むと、その人のアルコール摂取量を検知し、呼気中のアルコール濃度を即座に表示してくれるというものです。

 それではテスト結果を見てみましょう。

 こちらの男性は……

 「0.08%」。“やや酔っ払い”状態であると判定され、“後悔することがないよう『Durex Sensitive Ultra Thin』”がプレゼントされました。

 こちらの男性の結果は「1.00%」。“酔っ払い”であると判定され、“親になってしまうことがないよう『Durex Extra Safe』が手渡されました。

 「0.06%」で“ほろ酔い”であると判定された人には、“ばかを見ないよう『Durex Extended Pleasure』”を、「0.01%」で“しらふ”であると判定された人には、“盛り上がれるよう『Durex Pleasuremax』”を、そして「0.04%」で“少し”と判定された人には、“忘れられない夜となるよう『Durex Mutual Climax』”がプレゼントされました。

 フェス期間中、13,600個のコンドームを配布したという本施策は、3日間で23,000人と直接的なインタラクティブを実現することができたといいます。

 昨年同時期に比べてブランド認知度を40%も向上することに成功したという、その人のアルコール摂取量(≒エッチ度?)に応じて、最適なコンドームを配るというユニークな企画でした。

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 記事転載元:AdGang

山田 健介(株式会社PR TIMES)[著]