北海道ではゴールデンウイーク前後が桜の花見シーズンとなり、メーデー連休に合わせてやってくる中国人観光客の目を大いに楽しませることになるだろう。一方、本州ではすでに桜は終了し、今度は鮮やかな紫色の藤が咲き乱れる時期を迎えている。中国メディア・捜狐は25日、「5月には日本に藤の花の滝を見に行こう」と題する記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

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 北海道ではゴールデンウイーク前後が桜の花見シーズンとなり、メーデー連休に合わせてやってくる中国人観光客の目を大いに楽しませることになるだろう。一方、本州ではすでに桜は終了し、今度は鮮やかな紫色の藤が咲き乱れる時期を迎えている。中国メディア・捜狐は25日、「5月には日本に藤の花の滝を見に行こう」と題する記事を掲載した。

 記事は、桜のシーズンが終わると、続いて藤の季節が来ると紹介。「桜の花を見られなくても残念がることはない。紫の藤の花も同じように美しく、遠くから見ればまるで紫いろの滝の如き美しさなのだ」と解説したうえで、4月下旬から5月にかけての「見逃してはならない絶景」であるとした。そして、この時期には日本各地にある藤の名所で「藤まつり」が行われることを紹介した。

 紹介された日本の藤の名所は全部で6カ所。福岡県北九州市の河内藤園、栃木県足利市のあしかがフラワーパーク、東京都江東区の亀戸天神、奈良県奈良市の春日大社、大阪府泉南市にある信達宿の野田藤、京都府宇治市の平等院だ。こうして見ると、藤が寺や神社など歴史的なスポットが密接に関わっていることが伺える。

 桜はとにかく「淡さ」で人びとを魅了するが、藤は上品な色あいとともに芳醇な花の香りでも見る者を引き寄せる。そして、この香りに引き寄せられるのはなにも人間だけではない。花粉を求めて数多のクマバチをも呼び込むのである。ブーンという羽音の大きさ、一般のミツバチの比ではない存在感に、思わず恐怖を抱く人も少なくないはずだ。

 ただ、クマバチは「本当に恐ろしい」とされるスズメバチとは全く別物で、性格は温厚。よほどの危害を加えなければめったに攻撃されることはないという。羽音はちょっと怖いが、同じ花を愛でる者どうし、仲よく楽しみたいものである。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)