日本が開発したステルス実証機「X2」が22日に初飛行を行い、無事成功をおさめたが、中国メディアの新浪はこのほど、日本にX2の開発を「決心させたいきさつ」について考察する記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

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 日本が開発したステルス実証機「X2」が22日に初飛行を行い、無事成功をおさめたが、中国メディアの新浪はこのほど、日本にX2の開発を「決心させたいきさつ」について考察する記事を掲載した。

 記事はまず、日本が米国のステルス戦闘機F-22の導入を希望しながらも米国から拒否され、F-35の購入に甘んじるに至ったと主張。この出来事は日本にステルス戦闘機を自主開発する決心をさせた直接の原因になったと論じた。

 さらに1980年代後半にも日本は戦闘機の自主開発を目指したが、米国の反対に遭い、共同開発という形に強引に持ち込まれたと記事は説明している。1980年代に日本は米国から戦闘機の自主開発を阻まれ、自主開発がだめならとF-22の購入を願ったがそれも実現しなかった。国防のために国産戦闘機を持ちたい、あるいは最強の戦闘機を持ちたいというのは自然な願いとも言えるが、米国による日本の軍事航空力に対する抑制がこの願いの実現を阻んだという見方もできる。

 記事は、今回のステルス実証機X2の開発には日本の航空産業につながれた米国の鎖を断ち切って最強の国産戦闘機を持つという決心が関係していると主張。X2の開発はステルス戦闘機「F3(仮称)」開発の踏み台であるとの一部報道も記事は紹介している。

 また防衛省のある部門の責任者がX2の機動性はF-35よりも優れていると評価していることを記事は伝えている。この点にも国防のために優秀な国産戦闘機を開発しようとする日本の決意が現れていると言えるのかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)