25日、英BBCが中国人観光客の入店を拒否する日本の店について報じている。資料写真。

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2016年4月25日、英BBCが中国人観光客の入店を拒否する日本の店について報じている。

日本政府観光庁の発表によると、2015年度の訪日外国人観光客はすでに2000万人に達した。その主力とも言えるのが隣国・中国からの観光客だ。ところが、日本人の中には外国人観光客、特にルールを守らない中国人観光客の増加を快く思っていない人も少なくないという。

記事は、「中国人観光客が日本の店で門前払いに遭うケースが後を絶たない」と紹介。BBC記者の香港人の友人4人が日本を旅行した際、栃木県那須にあるレストランに入ったところ、「今日は休みです」と告げられたという。店先には「営業中」の札がかかっていたためさらに尋ねると、店長は「日本語ができないお客様はお断りしている」と説明を変更。4人のうちの1人が「私は日本語が話せます」と言ったが、それでも結局、拒否された。4人は記者に、「日本旅行のクレームはどこに訴えればいいのか」と尋ねてきたそうだ。また、別の中国人観光客は関西のレストランで同様のケースに遭遇した。

中国事情に詳しい日本の専門家は、中国人が店から“お断り”される原因について、「商売が忙しい時は、外国人への接客に手間がかかるから」「中国人の印象が悪いから」「日本の地方では外国語が分かる人が少なく、コンプレックスから外国人を避けるから」という3点を挙げた。記事は、「かつては日本の地方では標準語を話す日本人客も断っていた。故意に冷たくしたり、あるいはその逆だったりといった反応は、実はすべてコンプレックスから来るものだ」としている。

そして最後に、「日本には内向的な性格の人が多く、コンプレックスから自分を卑下するか、尊大になるかの両極端であることが多い。比較的さばけた性格の中国人にとっては理解するのが難しい」とし、「観光立国を目指すのであれば、日本はこうした方面の教育をしっかりと行わなければならない」と指摘している。(翻訳・編集/北田)