26日、成績を少しでも上げようと「頭の良くなる注射」を打ってテストに臨む韓国の小学生の姿を韓国・朝鮮日報が伝え、韓国のネットユーザーから大きな反響が寄せられている。写真は韓国の親子。

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2016年4月26日、成績を少しでも上げようと「頭の良くなる注射」を打ってテストに臨む韓国の小学生の姿を韓国・朝鮮日報が伝え、韓国のネットユーザーから大きな反響が寄せられている。

最近、韓国の教育ママたちの間では「集中力強化」や「頭脳活性化」といった効果をうたう点滴注射が話題だ。同紙がソウルの中でも教育熱が高いことで知られる大峙洞の個人病院10カ所について調べたところ、こうした点滴を提供していたのは7院。費用は1回6万〜12万ウォン(約5800〜1万1600円)ほどと決して安くはないが、最近では中間・期末テストを控えた中高生や全国共通テストを受ける小学生が、親に連れられ注射を打ちに訪れるという。

記事は、ソウル市内に住む8歳の小学男児の例を紹介。男児は、算数の全国テストの3日前から毎日1回、計3回の「集中力強化注射」を受けテストに臨んだ。母親は「効果があるようなので、今では全国テストのたびに受けさせている」と話している。

しかしこうした注射の効果には疑問を投げ掛ける声も少なくない。ある医学専門家によると、「頭脳活性化注射」の主成分は血液循環を良くするイチョウの葉のエキスなどで、その大半は尿として排出されてしまうという。家庭医学科の専門家も「点滴で特定の成分を注入することで集中力が上がるという医学的な根拠はない」と指摘している。

これについて、韓国のネットユーザーからは3000件に迫るコメントが寄せられている。

「そんな注射があるなら親にまず打った方がいい」
「そんな詐欺注射は韓国にしかないだろう」
「江南(大峙洞を含むソウルでも私教育が盛んな地域)のママたちはどうしてそこまで無知なんだ?」

「金もうけに夢中になった医者はみんな詐欺師になる」
「今後は小学生にもドーピング検査が必要になるね」
「こういう母親だけにはならないようにしたい。子どもは勉強するマシーンじゃない」
「病院が生き残る方法…」

「もしそんな注射が本当にあったら認知症の治療に使えるはず」
「親がそこまでばかなんだから、子どもが賢いわけがない」
「『頭が良くなる』と聞けば、麻薬さえも子どもに与えそう」
「韓国をだんだんと駄目にしているのは教育ママの存在だ」(翻訳・編集/吉金)