25日、リオデジャネイロ五輪への出場が絶望的と報じられた韓国競泳界のエース・朴泰桓が、韓国光州市で開催されている五輪代表選考を兼ねた競技会で圧勝した。写真は朴泰桓。

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2016年4月26日、新浪体育によると、リオデジャネイロ五輪への出場が絶望的と報じられた韓国競泳界のエース・朴泰桓(パク・テファン)が25日、韓国光州市で開催されている五輪代表選考を兼ねた競技会で圧勝した。

東亜水泳大会の1500メートル自由形に出場した朴は15分10秒95で優勝。2位に20秒近い差をつけての圧勝で、五輪出場標準記録の15分14秒77も上回った。朴は27日には400メートル、28日には100メートルにも出場する予定で、得意の400メートルでは五輪本番で金メダルを狙える実力があるとされる。

この日の会場には韓国だけでなく、中国のファンの姿もあった。上海から訪れた朴のファンは「朴選手にはあきらめないで、リオデジャネイロ五輪を目指してほしい」と話した。「五輪絶望」と報じられた朴だが、スポーツ仲裁裁判所(CAS)は過去に朴が受けたのと同様の処分に対して「違反」と判断しており、朴が提訴した場合、五輪出場の可能性が残る。

朴は昨年3月のドーピング検査で陽性反応が出たことで、国際水泳連盟から18カ月間の出場停止処分を科された。期間は2016年3月2日までだったため、リオデジャネイロ五輪に出場できるとみられていたが、大韓体育会の規定で、ドーピングが発覚した選手は国際水泳連盟からの出場停止処分が解けてから3年以内は韓国代表として試合に出場できないと定められている。

この件について、韓国国内では「二重に処分を科すのはおかしい」という声が上がっていた。なお、朴はCASに提訴するかどうかについて明言していないが、韓国メディアは「五輪出場に望みをつなぐためには、まずこの大会で周囲を納得させる成績を出さなければならない」と伝えている。(翻訳・編集/北田)