「バラ色の恋人たち」イ・ジャンウ“シングルパパを演じて結婚について現実的に考えるようになりました”

写真拡大 (全2枚)

本日(4/26) に入隊した癒し系イケメン俳優 イ・ジャンウ。「笑ってトンヘ」などのホームドラマから、ラブコメディ「キレイな男」ではチャン・グンソクのライバル役、「アイドゥ・アイドゥ〜素敵な靴は恋のはじまり」では一途な年下男子など、ジャンルや役柄を問わず演じ活躍。現在DVD好評リリース中の最新作「バラ色の恋人たち」では現実の壁にぶつかりながら子育てに奮闘するシングルパパ役で優しくもタフな魅力を発揮した。

【プレゼント】イ・ジャンウ直筆サイン入り「バラ色の恋人たち」プレスを2名様に!応募はTwitterをフォロー&ツイート

―演じたキャラクターについて紹介してください。

イ・ジャンウ:僕が演じたパク・チャドルは産業デザインを学んでいる大学生です。今の韓国の20代の若者を代弁する役と言えると思います。すごく情熱的だし、しっかりしていますが、韓国人らしく強情な面もあります。何でも自分でやっていこうとするたくましい20代の青年です。ジャンミと恋愛中で、ジャンミとの間に子供ができたことで、人生が変わっていく役です。

―演じたキャラクターに共感できるところはありますか?

イ・ジャンウ:典型的な韓国人だから共感できる部分は多いですね。私の父と比べても、僕と比べても似ていると思います。たとえば、苦しい時は素直に周囲の助けを借りればいいのに「大丈夫」と言って意地を張ってしまうところが、韓国人の男っぽくて共感できますね。

―イ・ジャンウさんと似ているところはありますか?

イ・ジャンウ:僕にもチャドルのように、きまじめな面があると思います。そんな面もバカっぽい面もあるので共感するんでしょうね。

―キャラクターを演じる上で大変だったところはありますか?

イ・ジャンウ:苦労した点ですか? 今回は、父親の役なので、父親としての父性愛を表現するのが大変でしたね。ほかの作品などでも母性愛はよく描かれていますし、格別なものだと思います。でも父性愛についてはよくわからなくて、父親が子供を愛する理由は何だろうかとか、父親としての愛し方はどんなものだろうかと悩み、いろいろと調べました。しかし、他の作品でもあまり描かれていないんです。でも、撮影しながら母性愛との違いを感じ、これが子供に対する父親の愛情ではないかと思うことがありました。経済力など父としての能力が足りないことを、申し訳なく思うようになったんです。「おいしい物を食べさせてあげられなくて、ごめんね」「いい幼稚園じゃなくてごめんね」という感情です。こういった感情を撮影中に感じました。

―ソナさんとは初共演ですよね。相手役がソナさんだと聞いた時は、どう思いましたか?

イ・ジャンウ:うれしかったですね。僕は、アイドルの方と共演することが多くて、今まで何度か共演しましたが、いつも胸が高鳴ります。僕は俳優なので歌手の方と出会うことなんて全然ないですからね。会うとときめきますよ。“芸能人に会えた”という感じがして、ドキドキするんです。

―ソナさんに対して最初に感じたときめきは、変わりましたか?

イ・ジャンウ:長く共演していると家族のようになります。ですから、すごく親しくなりましたね。ケンカしたこともありませんし、トラブルもありません。それに彼女はとても熱心で僕よりも演技が上手なんですよ。撮影では、昨日もらった台本が、10年読み続けた台本かと思うほどボロボロになっていて、それほど台本を読み込んで来るんです。彼女から学ぶべき点はたくさんありますし、何よりも本当に演技が上手なんですよ。最近そう感じます。

―今回のドラマは「オ・ジャリョンが行く!」と同じキム・サギョンさんが脚本を担当していますが、今回の脚本は前回と比べて違いはありますか?

イ・ジャンウ:もちろん異なる点はあります。でも、キム・サギョン先生からジャリョンとチャドルとは異なるキャラクターだけれども、似ている部分は多いと最初に言われたんです。確かにセリフや言い回しなど、似ているところが多いので、かなり近いキャラクターだったんです。僕も性格が似てると思いましたし、サギョンさんが描く主人公の特徴がよく表れたキャラクターだと思いました。僕が持ち合わせている明るさをジャリョンとチャドルも持ってるんですね。でも違うところもあります。まず状況が違いますよね。チャドルには子供がいたり、傷ついたりしてますからね。しかし、キャラクター自身の性格は似たところが多いので、演じる上では“ジャリョンと変えなきゃ”と悩みましたね。

―ジャンウさんは以前インタビューで早く結婚したいと言っていましたが、今回シングルパパの役を演じたことで、結婚への考えは変わりましたか?

イ・ジャンウ:現実的に考えるようになりましたね。結婚は2人だけの問題ではありません。チャドルたちのように反対されたからといって、2人だけで生活してもうまくいきません。現実的になってお互いの家族の問題も考えなきゃいけないと思うんですね。それで早く結婚したいという思いから、結婚ができるだけの力を蓄えなきゃいけないという考えに変わりましたし、結婚ができるだけの状況が整わないとだめだと思うようになりました。

―チョロンを演じた子役のイ・ゴウンちゃんとの共演はどうでしたか?

イ・ジャンウ:チョロンには元からピュアなところがあります。あの子は演じようとしてるわけじゃなく、ただ自然体でいるだけなんですよ。それがかわいいんですね。演技が上手な子役みたいにやるんじゃなくて純粋に演じていました。それにスタッフにも愛嬌を振りまいて人気者なんですよ。

―親子の関係作りのためにしたことはありますか?

イ・ジャンウ:ソナさんと2人で何度かプレゼントをあげましたね。キャンディーでも喜ぶので買ってあげたり、あれこれやってあげていました。

―チャドルが、チョロンに携帯電話をあげたジャンミをたたくシーンがありますが、あのシーンは大変だったのではありませんか?

イ・ジャンウ:女性をたたくのは簡単ではありません。練習もできませんからね。ソナさんは、緊張をほぐそうと、ふざけて「拳で殴って」と言ってくれたのですが、本当にたたいたら強すぎて手形が残ってしまったんです……。でも本当にたたいたので、ひと味違う体験になりました。1回……、2回だったかな、撮影したのですが、珍しい体験にしびれましたね。でも、もう少し強くたたいていたら気絶していたかもしれませんね。手形がついて申し訳なかったです。

―涙のキスシーンも話題でしたが、エピソードはありますか?

イ・ジャンウ:マウスウォッシュをやりすぎて、湿布薬の匂いがするって言われましたね。湿布薬の匂いって……、新商品だったんですけどね(笑) そのシーンを撮影した当時、僕はインフルエンザにかかっていて、誰も近づきませんでした。そんな状態でキスシーンの撮影なんて申し訳ないと思いましたが、幸い感染らなかったんです。よかったです。

―最後に、日本のファンのみなさんにドラマの見どころを紹介してください。

イ・ジャンウ:このドラマは韓国的な家族の姿が描かれていて、見どころ満載です。ぜひ好きな家族を選んで見てください。応援してください。「バラ色の恋人たち」をぜひ見てください。

「バラ色の恋人たち」DVD情報
■DVD-SET1〜2 好評発売中
■DVD-SET3 5月3日(火) 発売 ■DVD-SET4 6月2日(木) 発売
■DVD-SET5 7月2日(火) 発売
各¥15000+税 ※3月2日よりDVD レンタル開始
発売元・販売元:NBCユニバーサル・エンターテイメント
(C)2014-5 MBC
公式サイト:http://kandera.jp/sp/barakoi/

■関連サイト
イ・ジャンウ ジャパンオフィシャルファンクラブ(無料登録制):http://www.leejangwoo.jp/