毎日コーヒーを飲まないと落ち着かないコーヒー中毒の人。かつてコーヒーは胃に悪いとか体に良くないとか、ネガティブな情報が少なくありませんでした。しかし最近になって適量であれば美容にも健康にも良いとわかってきています。コーヒーの効果や効果的な摂取方法について調べてみました。

コーヒーにはダイエット効果がある!

コーヒーに豊富に含まれているカフェインには、リパーゼという消化酵素の働きを活発にする効果があります。このリパーゼは脂肪を分解してくれる酵素でもあるため、脂肪分解を助けてくれることになるのです。またコーヒーポリフェノールであるクロロゲン酸にも脂肪の蓄積を抑える効果、強い抗酸化作用があるので、ダイエットと美容の味方になってくれるのです。

脂肪を燃やすコーヒーの飲み方

当然ダイエット目的で飲むならブラックで楽しみましょう。お砂糖やミルクはカロリーが高くなるばかりでなく、カフェインの働きを妨げてしまうからです。ホットとアイスならホットコーヒーのほうが体を冷やさないのでおすすめ。ただしクロロゲン酸は高温に弱いので、浅炒りの豆を80℃くらいのお湯でドリップしていただくのがより効果的です。さらに、コーヒーの香り(アロマ)には癒しの効果があることが証明されています。香りに癒されながら、ゆっくりとコーヒーをいただきましょう。そして運動前や入浴前に飲むと、脂肪燃焼効果が高まるそう。カフェインは缶コーヒーやインスタントコーヒーにも入っているので、必ずしもドリップコーヒーでなくても大丈夫。1日3杯程度までが効果的とされます。

飲み過ぎのデメリットとは?

水分代わりのようにコーヒーを飲む人は、ちょっと飲み過ぎかもしれません。カフェインの脂肪燃焼効果や覚醒効果、鎮痛効果は、コーヒーを常飲することで体が慣れてしまい効果を発揮しにくくなります。それどころか、鉄分の吸収が阻止されて貧血の原因となったり、コーヒーの成分が舌に付着しすぎると口臭の原因にもなったりします。カフェインには胃液の分泌を促す働きがあるため、飲み過ぎると胃を荒らすことにもなります。

コーヒータイムは1日に3度と決めて特別な時間にしてあげたほうが、贅沢な感じもするし健康にもアンチエイジングにも良いようです。他は白湯や無糖の炭酸水などを飲みデトックスしてあげれば効果も高まりそうですね。


writer:しゃけごはん