4月末から始まる決算発表前後に狙う銘柄とは? 外国人持ち株比率やROE10%以上、PBR2倍未満など 5つの条件を満たした3銘柄を紹介!

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2017年3月期の企業業績に対する警戒感が高まり、市場全体に株価調整の懸念が強まっている今のような状況では、どのような視点で銘柄を選べばいいのか、フィスコの佐藤勝己さんに解説してもらい、オススメの3銘柄も挙げてもらった。

海外勢の日本株離れが加速する恐れがある中で
高ROE株などには押し目買いが入る流れに!

 2016年4月の日本株市場は、日経平均株価が600円近く急落する形で幕が開けました。米国の利上げペースは鈍化の方向性が定まってきており、世界的にはリスクオンの流れも強まってきていますが、日本株は蚊帳の外に置かれつつあります。これは、米国の利上げペースの鈍化がドル安円高につながり、円高の悪影響が意識されているためです。海外投資家による「アベノミクス」への期待感も低下しており、海外投資家の日本株売りにつながっています。

 とりわけ期待が高かった金融政策に関しては追加の政策余地が乏しくなっているとの見方が強まり、成長戦略に関しては依然として目立った進展が表面化していません。

 外国人投資家は3月第4週まで12週連続で日本株を売り越し、前年度の売り越し額は5兆円を上回っています。一方、外国人投資家のこれまでの買い越し額を年次ベースで見ると、2012年が2兆8200億円、2013年が15兆1100億円、2014年が8500億円であり、依然として売り越しの余地も大きいと考えられます。円高の進行や政策期待の後退などを背景に、目先は急速に投資姿勢が改善する公算は小さいと見ます。

 こうした状況下では、日本株の下落リスクは大きくなるでしょう。

 4月末からは2016年3月期の決算発表が本格化しますが、2017年3月期の業績見通しに対する警戒感が強まる可能性は高いと見られるためです。

 2017年3月期の企業収益は、現在の為替水準が続けば減益に転じる公算が大きいですが、全般的に保守的となりがちな会社側予想ベースでは、2桁減益が示される可能性もあるでしょう。少なくとも、決算発表がスタートするまでは、押し目買いを活発化させるような動きは出そうにありません。

 ただ、決算発表までに過度な調整を見せるようであれば、主力企業の決算発表後には、悪材料出尽くし感が強まる余地も生じるでしょう。その時は、株価の短期的なリバウンドを狙うタイミングです。サミットや選挙を控えて、政策期待などが本格化する余地もあると考えられます。

 注目すべき銘柄としては、一時的に業績が鈍化しても中期的な成長力に変化はないと見られる銘柄、収益回復時に高ROEが期待できる銘柄などが挙げられます。また、収益悪化局面ではPERよりもPBRが下値支持として機能しやすいことも考慮したいところです。さらに、外国人持ち株比率の高い銘柄も避けるべきでしょう。

 今回は、フィスコアプリにおいて以下の5条件でスクリーニングしてみました。

(1)過去3期間(16年3月期見込みは含まず)の年平均の営業利益成長率が20%以上
(2)15年3月期実績のROEが10%以上
(3)PBRが2倍未満
(4)外国人持ち株比率が10%未満
(5)時価総額が100億円以上

 この結果から出てきたのが、三洋貿易(3176)、進和(7607)、ハンズマン(7636)の3銘柄でした!

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