25日、台湾桃園国際空港で計画されている第4ターミナルの建設が先送りされる。写真は同空港。

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2016年4月25日、新華網は台湾・中国時報の報道を引用し、台湾桃園国際空港で計画されている第4ターミナルの建設が先送りされると報じた。

近年の旅客量増加を受けた同空港は、20億台湾ドル(約69億円)を投じて第1ターミナルの駐車場に年間500万人への対応が可能な第4ターミナルを建設する計画を打ち出している。年末までに設計を完成させ、2018年に供用を開始する予定だったが、交通当局は計画の一時見合わせを空港側に要求。この原因として挙げられているのが空港各所で行われる工事の多さだが、中国大陸からの旅客減少に対する懸念との指摘もある。

同空港第1ターミナルの旅客対応能力(年間)は1500万人、第2ターミナルは1700万人だが、昨年の旅客取扱量は延べ3847万人に達し、今年は4042万人が予測されている。空港責任者は「いつになったら第4ターミナルを目にできるのか。タイムスケジュールもない」と語っており、交通部民用航空局の関係者は既存施設の対応能力が追い付いていない現状について「第3ターミナルの開業まで『暗黒期』が続く恐れがある」と懸念、空港に対する国際的評価が下がる可能性を指摘した。(翻訳・編集/野谷)