ギャー!シロアリがうじゃうじゃ増えちゃう家の特徴7つ

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夢のマイホーム、すてきな響きですよね? 賃貸住宅や借家にはない満足感があります。ただ、夢のマイホームを手に入れた皆さん、家を食い荒らすあの天敵、シロアリ対策はちゃんと行っていますか?

米国の専門機関によれば、幾つかの行動を家主が怠ってしまうだけで、シロアリ被害のリスクがぐっと高まるといいます。

そこで今回は環境保護局(米国)などの情報を基に、シロアリがうじゃうじゃ増えちゃうNGな家の特徴をまとめます。

 

■1:シロアリの特徴は?

シロアリが増えてしまうNGな家の特徴を知る前に、われわれの敵であるシロアリの特徴を詳しく理解しておきましょう。辞書でシロアリを調べてみると、

≪シロアリ目の昆虫の総称。系統的にはゴキブリに近縁≫(デジタル大辞泉)

とあります。ゴキブリに近い……なんて、ゾワッとしますよね? アリのような大きさや形をした生き物ですので、アリと同じ仲間のような気がしてしまいますが、実はゴキブリに近いのですね!

シロアリは、光を嫌いますので常に暗い場所、人目のつかない場所に集団で暮らしています。湿った木材を好んで食べ、暗くてじめじめした場所が大好き。まさにあの黒光りするゴキブリと似たような雰囲気……。

森の中では倒木などを食べて分解してくれる貴重な生物だと言いますが、人間の住宅街では厄介な生き物。できれば近寄ってほしくはありません。

 

■2:シロアリの生態は?

日本しろあり対策協会によると、日本には22種類ものシロアリが暮らしているとか。その中でも主に人間の住宅に被害をもたらすシロアリは以下の2種類です。

・ヤマトシロアリ

・イエシロアリ

それぞれ生態は以下の通りです。

(1)ヤマトシロアリ

もともとシロアリは南方系の生き物。寒い場所が苦手だと言います。ヤマトシロアリも同じで、北海道の北部や高山地帯には住んでいないそうです。ただ、普通の平野部ではどこの地域も要注意です。

見た目としては、

・頭が円筒形

・頭の先から乳白色の液(防御のための物質)を出さない

といった特徴があります。湿った木材を好んで食べますので、主に発生する場所は、

・浴室周り

・台所の床下

・建物の下

などなど……。ちなみにヤマトシロアリは人が触ろうとすると、逃げる特徴があるそうですよ。

(2)イエシロアリ

一方のイエシロアリは、ヤマトシロアリよりも寒さに弱いため、本州の南岸や四国、九州、沖縄などでしか発生しません。

しかし、被害が極めて大きく、数十万から100万匹近くの大集団で巣を作り、家全体の木材を食い尽くすと知られています。見た目の特徴は、

・頭が卵型

・頭の先から乳白色の液体を出す

といった点が判断ポイント。しかもイエシロアリに関しては乾いた木材すら、水を運んで湿らせてから食べてしまうとか……。そのため被害が発生するポイントは、

・床下や柱、屋根裏まで建物全体

となります。沖縄や九州、山陽の沿岸部、瀬戸内海沿岸、紀伊半島・東海・伊豆半島の沿岸部、伊豆諸島、小笠原諸島、湘南や三浦半島に住んでいる人は、十分に注意したいですね。

ちなみにイエシロアリは触ろうとすると集団で噛みついてきて、乳白色の液体を出してくる特徴があるといいます。ぞっとしますよね。

 

■3:シロアリを発見するための方法は?

シロアリは人目のつかない暗い場所を好むと述べました。そうなってくると普段は目につきませんし、よって発見も遅れてしまいがち。

では、自分の家にシロアリがいるかどうかをチェックするには、どうすればいいのでしょうか? 自分でも簡単にできる4つのチェック方法をご紹介します。

(1)羽アリをチェックする

普通のクロアリも羽アリになりますので見極めが難しいのですが、シロアリ(羽アリ)の場合は、

・羽が4枚、同じ大きさで生えている

・触角が緩やかな曲線になっている

・胴体にくびれがなく、円筒のような形をしている

といった特徴を持っています。一方のクロアリ(羽アリ)は、

・4枚の羽根のうち前の羽が大きい

・触角が直角に折れている

・胴体にくびれがある

といった違いがあります。

ヤマトシロアリは4月から5月、イエシロアリは6月から7月に羽化します。まさに今からの時期が発見のチャンスです。見逃さないようにしたいですね。

(2)家の基礎に蟻道(ぎどう)の有無をチェックする

シロアリは基本的に地面から家に接近してきます。そのためシロアリに襲われている家には、アリが基礎のコンクリートなどをはい上がった通り道が見つかるはず。そのトンネルを蟻道と呼びます。

見た目は砂や土を混ぜ固めたような通り道で、その中をシロアリがうじゃうじゃと行き来しています。しかもそこそこ強度があります。

クロアリも蟻道を作りますが、そちらはサラサラで柔らかいといった特徴があります。基礎のコンクリートや床下の柱に疑わしい土色の線があれば、取り除いてください。

蟻道であれば、中からシロアリが大量にこぼれ落ちてきます。そうなるともう、シロアリですが黒確定ですね。

(3)床下や屋根裏に蟻土の有無をチェックする

蟻土(ぎど)とは蟻道と同じ成分で、土や砂を混ぜたような見た目をしています。形はさまざま。自分たちが食い荒らした場所に光が入らないように、シロアリは壁のような土を盛り上げる性質があるとか。

部屋の内側からでも見える場所に蟻土がある場合は、かなり被害が進んでいると予想されます。

(4)疑わしい部分の木材を針やドライバーで突っついてみる

例えば床下や天井裏に蟻土を発見したら、その周辺の木材を針やドライバーなどで突っついてみてください。

木材などの中が食い荒らされていると、針やドライバーがスカスカと木材の中に入っていきます。

自分で床下や天井裏にはなかなか怖くて入れないという方は、連休などにご主人にお願いして、チェックしてもらうと安心ですね。

 

■4:シロアリに狙われる危険な家の特徴は?

ではいよいよ、シロアリに狙われてしまいがちな、危険な家の特徴を紹介したいと思います。環境保護局(米国)からも注意が出ていますが、

・家の庭に木材や段ボールを放置している

・基礎の割れ目などを放置している

・壁の割れ目などを放置している

・基礎の換気口の周りに植木が植わっている

・家に密着するように木が植えてある

・雨どいなどが壊れている

・まきストーブ用のまきが家の近くに積んである

などは要注意。

廃材や段ボールはシロアリの大好物。庭に放置しているとシロアリを家の近くに呼び寄せる原因になってしまいます。

壁や基礎のコンクリートの割れ目は、シロアリの格好の侵入口になります。

基礎にある換気口は、床下の通気性を良くするためにとても大事な場所です。そのエリアを何かでふさいでしまうと、どんどんシロアリの好む環境が出来上がってしまいますよね。また、家に密着して植木が茂っていると、シロアリの侵入ルートを増やしてしまいます。見た目にも癒される存在ですが、植木の扱いは要注意ですね。

また、雨どいが壊れて地面や壁などがぬれたままになっていると、シロアリの好む環境に。壊れたらすぐに修繕したいですね。

最後に、庭にまきを積んでおく場合は、家からちょっと離れた場所にストックしましょう。理由は廃材や段ボールの放置と一緒です。

 

■5:シロアリの対策やお勧めの薬剤は?

では、実際にシロアリを見つけてしまった場合は、どうすればいいのでしょうか?

残念ながら自力ではなかなか対処できないとされています。市販の薬剤も売っていますが、シロアリを根絶やしにするためには業者並みの専門知識が必要に……。ちょっと自信はありませんよね。

そうなってくると、大切なポイントは予防と早期発見になります。自分でも家の基礎に蟻道がないか日常的にチェックしたり、ご主人に床下や屋根裏に入ってもらったりと、労を惜しまない努力が必要です。

また、庭に材木や段ボールを放置せず、基礎や壁の亀裂は早めに修理して、植木なども定期的に刈り込み、シロアリを寄せ付けない環境作りも大事だと考えられます。

プラスして信頼できる業者にお願いをして、定期的に薬をまいてもらうなど予防もできれば心掛けたいです。

シロアリ対策の薬剤を業者にお願いしても、その効果はおおむね5年。日本しろあり対策協会によれば、5年以上の効果がある薬剤は強すぎて人間の体に害が出るかもしれないからだとか。

そうなると「5年に1度も?」と感じるかもしれませんが、シロアリ被害に遭えばもっと大きな費用が必要になるはず。予算の許す限りで予防につとめたいですね。

 

以上、シロアリの特徴や生態、発見の方法、被害に遭いやすい家の特徴などをまとめました。いかがでしたか?

ぜひとも上述の情報を参考に予防と早期発見に努め、大切なマイホームを守ってください。

 

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【参考】

※ Termites: How to Identify and Control Them - United States Environmental Protection Agency

※ 木材とその技術 - 日本木材総合情報センター

※ シロアリQ&A - 日本しろあり対策協会

 

【画像】

※ Robynrg / Shutterstock