【姑の誤介入阻止】昔の子育て常識は今の非常識! さいたま市が作成した「祖父母手帳」がめちゃめちゃ役に立つんです!!

写真拡大

子どもを産んだ女性の多くが直面していることのひとつ。それが「ジジババが昔の育児法を押し付けてくる」問題。

「保育園に預けるなんてかわいそう」「抱っこのしすぎは抱きぐせがついてよくない」「母乳あげても泣くならミルク足しなさい」などなど……うん、それはン十年も前の常識で今はちがうんですよ……。そう思っても、自分の母親ならまだしも義理の両親なんかには言いづらいもの。もし言えても、「それはネットで調べた知識でしょ」なんて一蹴されることも。

「昔の常識」が「間違っていて意味がない」だけならまだいいけど、それが赤ちゃんに害のあることだったら……。

そんな状況を見かねてか(?)、さいたま市が作成・発行してくれているのが「祖父母手帳」なるもの! 「ここが変わった! 子育ての昔と今」なんてページもあったりして。これから孫を持つおじいちゃんおばあちゃんは1000回ぐらい目を通しておくとよいと思われます。

【だっこ、離乳食、歯のケア……今と昔でこんなに違う!】

「子育ての昔と今」として、たとえばどういうことが載っているのかというと……。

・だっこ
《昔》“抱きぐせ”をつけると、赤ちゃんはだっこを求めてしょっちゅう泣くようになる
《今》だっこは自己肯定感、人への信頼感が育つなど、心の成長に大切。抱きぐせは気にしなくていい

・離乳食の進め方
《昔》母子健康手帳の3、4カ月の欄に「果汁やスープを飲ませていますか」という質問があり、離乳食の準備として果汁をスプーンで与える(味慣らし、スプーン慣らし)
《今》果汁の過剰摂取による乳汁の摂取量の減少から低栄養や発育障害との関連が報告されており、果汁を与えることはすすめられていない。また、咀しゃく機能の発達の観点からも、スプーン等の使用は離乳を開始する5、6カ月ごろでよい

・むし歯の予防
《昔》離乳食は大人が噛み砕いた食べ物を子どもに与える、箸やスプーンを共有する
《今》(略)むし歯菌は、大人の口からうつることがわかってきた。周囲の大人はむし歯を治療し、箸やスプーンを共有しない(後略)

いくつか見ただけでも、今と昔ではこんなにも違いが。私(記者)が驚いたのは、昔は生後3、4カ月から果汁をあげていたこと、離乳食は親が噛み砕いたものを与えていたことでしょうか。これ、今の育児からしたら考えられない!

でも情報を知らなければ、赤ちゃんによかれと思って、おじいちゃんやおばあちゃんがこうした行動をとってしまうことは十分起こりえます。さらには、彼らの常識と違った子育てをママがしていることに不満を抱き、強い口調で介入してくることも。

そうして子どもはむし歯に、嫁姑関係は修羅場に……最悪ですね。

【正しい情報を知って相互理解を】

大事なのはお互い正しい情報を知るということ。そして親世代とおじいちゃんおばあちゃん世代で相互理解を深めるということ。公的機関が出しているということで説得力もきちんとあるこの「さいたま市祖父母手帳」、これをきっかけに、きちんとした理解が進む流れができるといいですね。

ほかにも「親と祖父母との上手な付き合い方」や「子育ての新常識」など、親になる人、孫を持つ人にとっては必読な項目がいろいろ。さいたま市以外の方は冊子はもらえませんが、さいたま市のホームページから電子書籍がダウンロードできますのでぜひ活用してくださいね。

参照元:さいたま市祖父母手帳
画像:さいたま市, used with permission
執筆=鷺ノ宮やよい (c) Pouch

画像をもっと見る