【地震】被災経験者が語る! 災害時に役立つ「日頃の習慣と備え」5点

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熊本地震で、私達はまた、日本が地震大国であることを思い知らされました。被災された皆様には、心からお見舞い申し上げます。

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地震は決して他人事ではなく、いつどこで起こっても不思議ではありません。地震の備えはできているでしょうか?

今日は、『グローバル社会に生きるこどものための-6歳までに身に付けさせたい-しつけと習慣』の著者で、阪神淡路大震災で被災した経験のある平川裕貴が、地震に遭遇した時に役立つ日頃の習慣と備えについてお話しします。

普段から習慣づけておきたいこと

筆者が地震に遭遇した時、日頃から習慣だったことで「助かった!」と思ったことがいくつかあります。日々の忙しい生活の中で、常に地震に遭遇することなど考えていられませんし、また実際地震に遭遇した場合は、冷静な判断ができる状態ではありません。

ですから、防災対策をまったく別次元で考えるのではなく、常日頃の習慣にしてしまうことをお勧めします。

寝間着の上から羽織れるものをベッドのそばに置いておく

阪神淡路大震災は真冬でした。筆者は就寝時、必ず手の届くところにカーディガンを置いています。家が壊れたり、家具が倒れてすぐに着替えを取り出せない可能性もありますから、夏でも薄いカーディガンなどをそばに置いておきましょう。

筆者は震災後、いかにも寝間着というものではなく、室内着で寝るようになりました。

室内履きを置いておく

室内でスリッパを履いている家庭は多いでしょうが、仮に日中履くことがないとしても、就寝時にはベッドのそばに置いておきましょう。ガラスのかけらなどで怪我をするのを防げます。

地震では食器などが床に散乱し足の踏み場もなくなります。怪我をしても十分な手当てができる状態ではありませんし、足の裏の怪我はその後の行動に支障をきたします。子どもがいればなおさらです。

枕元にスマホ、懐中電灯を置いておく

スマホに懐中電灯機能もついていますが、停電が長引く可能性が高いので、別に懐中電灯も用意しておきましょう。懐中電灯は、両手が使えるように首からぶら下げる紐をつけておくか、ヘッドライト式のものを用意しておくと両手が使えて便利です。

余談ですが、筆者がCAだった頃は、首からかけられるように紐をつけた懐中電灯がCAの必需品でした。

ペットボトルの飲料水を置いておく

食べ物はなくてもなんとかなりますが、飲み水だけは絶対必要ですし、震災時一番困ったのが水でした。とりあえず500ml でいいので、ペットボトルに入れた飲み水を枕元に置いておきましょう。

最悪家が壊れたりして外に出られなくなっても、水があれば生き延びることができます。

ただし、激しい揺れで転がってしまう可能性もありますから、スマホや懐中電灯や水は、まとめて籠などに入れてそばにおきましょう。

普段から備えておきたい避難バッグ

筆者は、カード類も入った財布、免許証、車のキー、ハンカチやティッシュ、筆記類などが入ったバッグ(普段使っているもの)をいつも部屋のドアのすぐそばにぶら下げています。避難時にはとりあえずそのバッグを持って出ればなんとかなります。

コンビニなどが利用できるケースも多いので、当座のお金があれば助かりますし、車が無事であれば車で避難することもできます。

バッグを日々取り換える人や男性は、鍵や財布などの置き場を決めてそれぞれ別に置いているかもしれませんが、地震の場合ものが散乱しますので、小さな鍵などは探し出すのが大変です。まとめて置いておく方が災害時には便利です。

なお、防災対策は大切ですが、震災のためにと貴重品をすべてまとめてそばに置いておくのは、防犯上考え物です。カード類があれば、通帳や印鑑はなくても大丈夫です。

震災後は悲しいことですが、いわゆる火事場泥棒が横行します。通帳や印鑑や貴重品は別々に保管しておく方が安全です。

まとめ

台風などと違って、地震はある日突然やってきます。事前に対策や準備をして待つということができません。また実際に遭遇するとパニックになりますし、余震の恐怖から冷静な判断ができません。

日頃から上記のような行動を習慣づけ、震災に対する備えをした上で、子どもも含めて、屋内外での避難経路や避難場所、家族の役割分担などを話し合い、ある程度シミュレーションしておくことをお勧めします。